タイムシェアのリゾート会員権「ヒルトングランドバケーションズクラブ」。
海外をはじめ、日本国内に2つの専用施設を運営するヒルトンブランドの会員制リゾートです。
本記事では、ヒルトングランドバケーションズクラブの日本国内のリゾート施設や、交換利用できる提携施設、ハイシーズンの予約獲得状況について解説します。
また、日本国内の施設が充実したシェア別荘型リゾート会員権「Grande」についてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
日本国内でも使える「ヒルトングランドバケーションズクラブ」とは?
出典:shutterstock
「ヒルトングランドバケーションズクラブ」は、ヒルトングランドバケーションズ(HGV)が運営するタイムシェア型の会員制リゾートクラブです。
会員権を購入することで、高級コンドミニアムを毎年1週間利用できる権利が与えられます。
ヒルトングランドバケーションズは、世界中の人気リゾート地に高級コンドミニアムを展開しており、キッチン・リビング付きの広々とした間取りが特長です。
日本国内だけでなく、ハワイやニューヨーク、ラスベガスなどにも施設があり、そこで暮らしているかのようにゆったりとした時間を楽しめます。
>>ヒルトングランドバケーションズクラブの評判は?タイムシェアの口コミをまとめて紹介
ヒルトングランドバケーションの日本国内のタイムシェアリゾートは2つ
ヒルトングランドバケーションズクラブが日本国内で展開するタイムシェアリゾートは、2025年1月時点で以下の2ヵ所です。
- ザ・ベイフォレスト小田原・ヒルトンクラブ
- ザ・ビーチリゾート瀬底(せそこ)・ヒルトンクラブ
この2施設について、一つずつ解説します。
ザ・ベイフォレスト小田原・ヒルトンクラブ
「ザ・ベイフォレスト小田原・ヒルトンクラブ」は、2018年にHGV日本国内初のタイムシェアリゾートとしてオープン。
仕事が忙しい方でも家族や友人との時間を確保できるように、住まいや職場から近い場所でバケーション体験を提供しています。
部屋の設備は、フルキッチンやプライベートバルコニー、大型のツインベッド、大画面テレビなどを完備している高級志向。
コテージは、箱根の山々を背景に相模湾を一望できる高台にあり、和の伝統とモダンを融合して周辺の景観に溶け込む、特別な建物デザインが魅力です。
近隣施設の「ヒルトン小田原リゾート&スパ」には、天然温泉や25mスイミングプール、トレッキング用遊歩道、ボウリング場、屋内外テニスコートなどがあり、自由に利用できます。
ザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブ
「ザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブ」は、2021年10月に日本国内で2番目のヒルトングランドバケーションズのタイムシェアリゾートとして、沖縄県瀬底島(せそこじま)にオープン。
全室オーシャンビューのため、青い海や白砂のビーチが目の前に広がります。
フルキッチンを完備し、1〜3ベッドルームの広い部屋のある滞在が、日常を忘れさせてくれるでしょう。
周辺の天然洞窟や文化遺産などへも好アクセスで、スポーツアクティビティやアウトドア体験も楽しめます。
さらに、離島でありながら交通の便にも優れた環境で、沖縄本島へは車で瀬底大橋を渡って行けるため、沖縄本島への観光も同時に満喫できます。
瀬底ビーチは家族連れや若者たちでにぎわい、バナナボートやSUP、カヌー、シュノーケリングなどウォーターアクティビティも体験可能です。
ヒルトングランドバケーションズクラブの国内提携リゾート
ヒルトンは、日本において以下5つのブランドのリゾートを展開しています。
- コンラッド・ホテルズ&リゾーツ
- ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ
- ダブルツリーby ヒルトン
- キュリオ・コレクション by ヒルトン
- LXR ホテルズ&リゾーツ
- ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツ(2025年4月開業予定)
ヒルトングランドバケーションズのタイムシェアを購入すれば、自ら所有しているリゾート施設以外にも、日本国内にあるヒルトン提携リゾートを利用できます。
ヒルトンブランドのホテル
ヒルトンホテルやホテルハーヴェストなどのヒルトン系列の施設は、2025年1月時点で日本国内に41ヵ所あります。
そのうち、ヒルトンブランドのホテルは以下のとおりです。
北日本エリア | 1ヵ所(ヒルトンニセコビレッジ) |
東日本エリア | 7ヵ所(ヒルトン東京、ヒルトン横浜、コンラッド東京など) |
中日本エリア | 3ヵ所(ヒルトン名古屋、ヒルトン富山など) |
西日本エリア | 10ヵ所(ヒルトン大阪、ヒルトン広島、コンラッド大阪など) |
南日本エリア | 8ヵ所(ヒルトン那覇、ヒルトン長崎など) |
ホテルハーヴェストのリゾート
タイムシェアリゾートでは、以下のホテルハーヴェストのリゾートにも宿泊可能です。
北日本エリア | なし |
東日本エリア | 4ヵ所(ホテルハーヴェスト那須、ホテルハーヴェスト箱根甲子園など) |
中日本エリア | 9ヵ所(ホテルハーヴェスト軽井沢、ホテルハーヴェスト熱海伊豆山など) |
西日本エリア | 4ヵ所(ホテルハーヴェスト京都鷹峯、ホテルハーヴェスト南紀田辺など) |
南日本エリア | なし |
RCIの国内提携施設
ヒルトングランドバケーションズは、RCI(Resort Condominiums International)という世界最大のタイムシェア交換ネットワークと提携しています。
日本国内のヒルトン系列リゾート施設もRCIに加盟しているため、ヒルトングランドバケーションズの所有ポイントを使って提携施設への宿泊が可能です。
なお、RCIの予約・利用は、日本語が話せるRCIの専用コンサルタントに電話で依頼できます。
ヒルトングランドバケーションズで国内のタイムシェアリゾートを購入する注意点
ヒルトングランドバケーションズのタイムシェアリゾートを購入して、日本国内の提携リゾートを利用する場合には、主に2つの注意点があります。
- リゾートの予約が取りにくい可能性がある
- 提携ホテルの予約には手数料がかかる
リゾートの予約が取りにくい可能性がある
タイムシェアで自分が所有しているリゾートでも、シーズン中の人気期間には予約が取りにくい可能性があります。
タイムシェアでは、ほかの所有者と宿泊希望期間が被る可能性があり、予約は原則として先着順です。
そのため、ほかの所有者が先に宿泊予約をしてしまうと、自身は諦めざるを得ません。
特にヒルトンブランドのホテルはどれも人気が高く、ハイシーズンの人気施設は予約が即時埋まってしまうことも多いため、注意が必要です。
ハイシーズンしか休暇がない方によっては、より予約の不便さを感じるかもしれません。
提携ホテルの予約には手数料がかかる
タイムシェアで所有しているリゾートは予約手数料がかかりませんが、それ以外のホテルは同系列のヒルトンブランドであっても、宿泊予約時に手数料がかかります。
なお、宿泊予約のキャンセルやポイント交換、繰り越しにも手数料がかかる点や、手数料を米国ドルで支払うため、負担額が為替レートによって変動する点にも注意しましょう。
日本国内でリゾートを味わうならヴィラタイプ(villa)の会員制リゾート「Grande(グランデ)」へ
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
Grandeは、国内に数多くのラグジュアリーヴィラを展開している、シェア別荘型リゾート会員権。
プライベート空間を重視し、極上のくつろぎを味わえるのが特徴です。
また、ほかのリゾート会員権で問題となる「予約の取りにくさ」を解消しており、予約達成率が95%である点も魅力です。
所有権型ではなく権利型のため低価格
リゾート会員権は、分譲マンションと同じように不動産を複数の会員で区分所有する「所有型」と、ゴルフ会員権のように所有権を持たず、利用する権利を購入する「権利型」に分けられています。
このうち、Grandeに関しては権利型を採用しているため、所有型のような以下のご負担は発生しません。
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 住民税
- 火災保険料
- 法人市民税均等割
- 水道光熱費
- 管理費
- 修繕積立金
結果的に、年間のランニングコストを抑えながらも、贅沢なプライベート空間で優雅なひとときをお過ごしいただけます。
ファミリーや三世代、会社の福利厚生としても最適な定員6名以上のヴィラ(villa)が多数
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
Grandeのヴィラは、ファミリーや三世代、会社の福利厚生としてもご利用いただけるよう、定員が6名以上や一棟貸し切りなどさまざまなタイプをご用意しております。
会員制リゾートの一室というと、スペースに限りがある点を懸念される方もいらっしゃいます。
Grandeであれば占有面積が広いため、ご夫婦だけでなく、お子さま・お孫さまの代までゆったりとおくつろぎいただけるのが特長です。
温泉・サウナ・ドッグラン付きなど充実の設備
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
Grandeのヴィラは、ご家族の一員であるペットと過ごす時間も大切にしています。
例えば、上の画像「Private Ocean Villa 藍水 -ransui-」では、プライベートドッグラン付きもご用意しており、愛犬家からも大変好評いただいています。
さらに、各棟には8m×3mの大型プライベートプールを完備し、周囲を気にせずにご家族での時間を楽しめるのが特長です。
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
各部屋には、鴨川市に湧き出る鴨川温泉を配湯しており、絶景を堪能しながら、疲れを癒せます。
このように、Grandeのヴィラはご家族様・ペット同伴のお客様に対して、極上の時間をお届けできるのが最大の魅力です。
新規施設も続々オープン予定!広がり続ける別荘ネットワーク
出典:弊社Grande資料より
Grandeのヴィラには、以下のタイプがあり、目的に応じたさまざまな選択肢をご用意しております。
- ラグジュアリーヴィラ
- カジュアルヴィラ
- ドッグフレンドリーヴィラ
- オーベルジュヴィラ
さらに、2025年にはヴィラを中心に約70棟の新規施設をオープン予定となっており、全国にそのネットワークを拡大中です。(2025年1月時点の情報)
■2025年オープン予定
- Grande Doggy’s Resort Tochigi Nikko
- 星音 箱根別墅
- 星音 富良野別墅
- 星音 那須別墅 など
体験宿泊や資料請求をご希望のお客様はこちら
現在、Grandeのシェア別荘型リゾート会員権を検討中のお客様に、関東圏・関西圏でそれぞれ1泊2食付きの体験宿泊の場を設けております。
他社リゾート会員権と比較したいお客様にも好評いただいておりますので、ぜひこの機会にご検討ください。
体験宿泊や資料請求をご希望のお客様は、以下のリンクよりお申し込みください。
また、以下の通りお電話でのお問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
TEL:03-6712-8934(10:00~18:00 年中無休)
これまでGrandeは、不動産を所有しない権利型のヴィラを展開してまいりました。
しかし、このたび新コンセプトとして権利型ではなく所有型の「Residence Villa」を開業予定です。
ホテルの一室やワンフロアではなく、ラグジュアリーな一棟貸しのヴィラが最大の特長で、予定が立てやすい完全利用保証や収益を得られる貸出制度も用意されています。
興味のある方は、権利型と合わせてお問い合わせください。
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