「高級な会員制ホテルを利用してみたいけど、具体的にどのようなサービスかわからない」
「高級な会員制ホテルを利用するメリット・デメリットや、サービスの選び方を教えてほしい」
このように、数多くの会員制ホテルサービスからどれを選ぶべきかでお困りではないでしょうか。
そこで本記事では、会員制ホテルの概要や主要な会員制ホテルの紹介、自分に合ったサービスの選び方を解説します。
各会員権を解説した関連記事も紹介していますので、ぜひそれらの記事もあわせてご参照ください。
目次
会員制ホテルとは:特定の会員だけが利用・宿泊できるホテルのこと
会員制ホテルとは、特定のメンバーシップ(会員資格)を持つ方だけが利用できる、ホテルやリゾート施設のことです。
利用者の範囲は、会員の家族・同伴者のみであったり、会員が不在でも紹介者なら利用できたりと、会員規約によって異なります。
会員制ホテルの会員資格を得るためには、入会金や預託金、年会費などの支払いが必要です。
なお、会員制ホテルによっては会員になるための審査が設けられている場合があります。
会員になれば、一般客が利用できないような高級な設備やサービスを利用でき、下記のような特別な体験ができます。
- 豪華なスイートルーム
- 高級スパ
- 専用レストラン
- 併設のラウンジ、エステ、ゴルフコース など
特別で高級な非日常体験を求める方にとって、会員制ホテルは理想的な選択肢といえるでしょう。
高級会員制ホテルのメリット
高級会員制ホテルには、以下のようなメリットがあります。
- プライバシーとセキュリティが整備されている
- 会員専用サービスを受けられる
- 会員価格で優先予約できる
- 管理や清掃を自身でする必要がない
順番に解説します。
プライバシーとセキュリティが整備されている
利用者を会員および同伴者や紹介者だけに限定しているため、不特定多数が敷地内に出入りすることはありません。
施設全体のセキュリティが強化されているため、外部から隔絶された人目の少ない環境を求める方は安心して過ごせるでしょう。
また、会員制ホテルは利用人数も制限されているため、混雑や騒音が少なく、静かで落ち着いた滞在が可能です。
会員専用サービスを受けられる
会員制ホテルなら、会員専用のコンシェルジュがレストランやフィットネス、スパなどの予約や周辺観光の案内など、サービスの手配をきめ細かに代行してくれます。
ホテルによっては、会員限定のイベントやアクティビティが定期的に開催されていて、貴重な体験や会員同士の出会いの場を作っています。
会員価格で優先予約できる
会員制ホテルなら、人気のシーズンや休日でもリーズナブルな会員価格で、かつ一般利用者よりも優先的に予約が取れるのがメリットです。
会員制ホテルでは、一般利用者とは別に会員専用の優先予約枠が付与されています。
そのため、予約競争率の高い日程や人気のシーズンでも比較的容易に宿泊予約が取れるのが特長です。
また、 価格はホテルや会員ランクによって異なるものの、会員はおおむね通常の宿泊料金よりも割引された特別価格で宿泊できます。
管理や清掃を自身でする必要がない
高級会員制ホテルは、自己所有の別荘と比べて、維持管理の手間やコストが不要である点も大きなメリットです。
別荘を購入する場合、自身で別荘の維持管理・防犯対策などをしなくてはなりません。
例えば現地での草刈りや木々の剪定、室内や建物周辺の清掃、電気設備や水道の動作チェックなど、さまざまな手間がかかります。
さらに、別荘を長期間使用しない場合でも、埃やカビの発生を防ぐために窓や扉を開け放して、日光を入れて空気を循環させなくてはなりません。
一方の会員制ホテルなら、清掃やメンテナンスはホテル側がすべて行います。
ホテル到着時には常に清潔で整った状態で、いつでも快適に使用できます。
高級会員制ホテルのデメリット
高級会員制ホテルには、以下のようなデメリットがあります。
- 高額な入会金や維持費がかかる
- 利用制限がある
- 場所の制約がある
順番に解説します。
高額な入会金や維持費がかかる
高級会員制ホテルは最初に高額な入会金が必要で、会員資格を保有し続けるための年会費もかかります。
そのため、初期費用や維持費、利用時の宿泊費など、コストについて考慮する必要があります。
例えば、エクシブ湯河原離宮の場合のコストは、下記のとおりです。
Sタイプ
- 26泊の場合の入会金:38,601,296円
- 一年間の運営管理費:281,600円
※2024年6月時点、エクシブ湯河原離宮の公式サイトを参考に掲載しています。
会員サービスを頻繁に利用しなければ、年会費や宿泊費のコストパフォーマンスが低くなります。
つまり、年間で数回しか利用しない場合には、会員資格を維持するための高額な費用が無駄になってしまうのです。
>>エクシブ会員権を徹底解説!基本情報や購入するメリット・デメリット
>>エクシブ会員権の年会費はいくら?気になる価格と購入の注意点を紹介
利用制限がある
会員制ホテルは会員でなければ利用できないルールであるため、家族や友人の招待において制限がかかる場合があります。
また、年間宿泊日数に制限を設けている場合もあり、上限日数に達すれば、その営業年度はそれ以降の利用ができなくなります。
自己所有の別荘とは異なり、ほかの会員とサービスをシェアして成り立つ会員制ホテルでは、どうしても利用制限がある点を理解しておきましょう。
場所の制約がある
会員制ホテルは特定のリゾート地に集中して展開することも多く、「自宅から交通アクセスのよい場所には会員制ホテルがほとんどない」というケースがあります。
まずは、利用できる会員制ホテルがアクセスしやすい場所にあるかをよく確認しておきましょう。
特に自然が豊かで人工物のない環境を売りにしている一部のリゾートホテルは、都市部から遠く、交通の便がよくない立地にありがちです。
現地への交通手段が限られていて、乗り継ぎが不便で運行本数も少ないなど、ホテルへのアクセスに時間と費用がかかる場合があります。
このように会員制ホテルが自宅から遠い場合は、せっかく会員になったにもかかわらず、行くのが面倒に感じて利用しなくなってしまうこともあるのです。
高級会員制ホテルの種類【一覧】
高級会員制ホテルは、日本国内だけでなく海外にも多くの選択肢があります。
主要な会員制ホテル(ヴィラタイプを含む)は、以下の一覧をご参照ください。
会員制ホテル名 | 運営会社 | 特徴 |
エクシブ | リゾートトラスト株式会社 | ・施設を複数オーナーで共同所有するタイムシェアリング・システム ・一つの会員権を親子二世代でオーナー登録できる |
ベイコート倶楽部 | リゾートトラスト株式会社 | ・国内の都市部4エリアにあるアーバンリゾート ・年間12泊または24泊を完全保証 ・エクシブも利用可能 |
東急ハーヴェストクラブ | 東急リゾーツ&ステイ株式会社 | ・ホームグラウンドに選んだ施設を優先予約でき、そのほかの提携ホテルも利用可能 ・年間30または36枚、一枚1泊のチケット制 |
Grande(グランデ) | 株式会社にしがき | ・国内最大のシェア別荘型リゾート会員権 ・一棟貸しヴィラで完全プライベートな空間を確保 |
セラヴィリゾート泉郷 | 株式会社セラヴィリゾート泉郷 | ・日本全国60ヵ所以上の施設が利用可能 ・会員権プランは特徴ある3つから選択 |
ヒルトン・グランド・バケーションズ | ヒルトングランドバケーションズ | ・世界中のヒルトン系リゾート系施設が利用可能 ・毎年1週間利用できる権利 |
マリオット・バケーション・クラブ | マリオットバケーションクラブインターナショナル | ・世界90ヵ所以上、系列8,000ヵ所以上の宿泊ポイントあり ・リッツカールトンやシェラトンなどマリオット系列に宿泊可能 |
リロバケーションズ | 株式会社リロバケーションズ | ・毎年発行され、一年ごとに消化するポイントシステム ・オーナー不在で家族や友人だけでも利用できる |
>>おすすめのリゾート会員権7つを比較!ヴィラ(villa)タイプ「Grande(グランデ)」も紹介
>>ホテル会員権おすすめ4選!ヴィラ(villa)タイプの「Grande(グランデ)」とは?
高級会員制ホテルの選び方
会員制ホテルのメリットを最大限に活用するためには、自身のライフスタイルやニーズに合ったホテルを選ぶことが重要です。
高級会員制ホテルの選び方は、以下の3つです。
- ロケーション
- 会員費とコストパフォーマンス
- 設備とサービスの充実度
ロケーション
その会員制ホテルが自宅から近いか、あるいは自分がよく訪れる都市や観光地にあるのかを調べましょう。
自宅からアクセスがよい場所なら、利用頻度も高まりやすく、会員になるメリットを感じられるでしょう。
反対に場所が遠くて交通アクセスが悪い場合、アクセスが面倒に感じて利用頻度が下がり、せっかくの会員費用が無駄になる可能性が高まります。
そのため、主要な交通機関でのアクセス(乗り換えや本数)や、空港や駅からの距離なども確認しておくとよいでしょう。
会員費とコストパフォーマンス
「年会費や入会金が自分にとって予算内で、今後も無理なく支払っていけるのか」を確認しておきましょう。
年間の利用頻度に見合ったランニングコストを冷静に評価することが大切です。
もし、利用頻度が低くてランニングコストが割高に感じる場合は、会員ではなく一般宿泊のほうがお得に利用できる場合もあります。
設備とサービスの充実度
会員制ホテルは、各運営会社の方針やサービス設計のコンセプトによって、サービスや設備の内容、会員規約に違いがあります。
例えば、客室の広さや設備の種類およびグレード、インテリアや内装などのスタイルが自分の好みに合っているのかは、居住性や快適性に大きく影響します。
また、スパやプール、ジム、ゴルフ、レストランなどの館内施設は、ホテル滞在に楽しみや刺激を与えてくれるため、より滞在を充実させるための重要な要素です。
会員制ホテルにどのような共用施設があるのかを確認し、施設が充実しているホテルを選ぶとよいでしょう。
会員制リゾート第三の選択肢ならヴィラ(villa)タイプの「Grande(グランデ)」へ
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
Grandeは、既存のリゾート施設では満足できない方のための全く新しいシェア別荘型リゾート会員権。
プライベート空間を重視し、極上のくつろぎを味わえる以下の特長が強みです。
所有権型ではなく権利型のため低価格
リゾート会員権は、分譲マンションと同じように不動産を複数の会員で区分所有する「所有型」と、ゴルフ会員権のように所有権を持たず、利用する権利を購入する「権利型」に分けられています。
このうち、Grandeに関しては権利型を採用しているため、所有型のような以下のご負担は発生しません。
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 住民税
- 火災保険料
- 法人住民税
- 水道光熱費
- 管理費
- 修繕積立金
結果的に、年間のランニングコストを抑えながらも、贅沢なプライベート空間で優雅なひとときをお過ごしいただけます。
ファミリーや三世代、会社の福利厚生としても最適な定員6名以上のヴィラ(villa)が多数
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
Grandeのヴィラは、ファミリーや三世代、会社の福利厚生としてもご利用いただけるよう、定員が6名以上や一棟貸し切りなどさまざまなタイプをご用意しております。
会員制リゾートの一室というと、スペースに限りがある点を懸念される方もいらっしゃいます。
Grandeであれば占有面積が広いため、ご夫婦だけでなく、お子さま・お孫さまの代までゆったりとおくつろぎいただけるのが特長です。
温泉・サウナ・ドッグラン付きなど充実の設備
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
Grandeのヴィラは、ご家族の一員であるペットと過ごす時間も大切にしています。
例えば、上の画像「Private Ocean Villa 藍水 -ransui-」では、プライベートドッグラン付きもご用意しており、愛犬家からも大変好評いただいています。
さらに、各棟には8m×3mの大型プライベートプールを完備し、周囲を気にせずにご家族での時間を楽しめるのが特長です。
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
各部屋には、鴨川市に湧き出る鴨川温泉を配湯しており、絶景を堪能しながら、疲れを癒せます。
このように、Grandeのヴィラはご家族様・ペット同伴のお客様に対して、極上の時間をお届けできるのが最大の魅力です。
新規施設も続々オープン予定!広がり続ける別荘ネットワーク
出典:弊社Grande資料より
Grandeのヴィラには、以下のタイプがあり、目的に応じたさまざまな選択肢をご用意しております。
- ラグジュアリーヴィラ
- カジュアルヴィラ
- ドッグフレンドリーヴィラ
- オーベルジュヴィラ
さらに、2025年にはヴィラを中心に約70棟の新規施設をオープン予定となっており、全国にそのネットワークを拡大中です。(2024年2月時点の情報)
カジュアルだけでなく、ラグジュアリー・オーベルジュに関しても予定しており、お客様のさまざまなニーズにお応えできます。
■2025年オープン予定
- オーベルジュヴィラ富士忍野
- オーベルジュヴィラ富良野
- ラグジュアリーヴィラ箱根仙石原
- オーベルジュヴィラ箱根宮城野
- ラグジュアリーヴィラ那須塩原 など
(2024年2月時点の情報)
体験宿泊や資料請求をご希望のお客様はこちら
現在、Grandeのシェア別荘型リゾート会員権を検討中のお客様に、関東圏・関西圏でそれぞれ1泊2食付きの体験宿泊の場を設けております。
他社リゾート会員権と比較したいお客様にも好評いただいておりますので、ぜひこの機会にご検討ください。
体験宿泊や資料請求をご希望のお客様は、以下のリンクよりお申し込みください。
また、以下の通りお電話でのお問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
TEL:03-6712-8934(10:00~18:00 年中無休)
これまでGrandeは、不動産を所有しない権利型のヴィラを展開してまいりました。
しかし、このたび新コンセプトとして権利型ではなく所有型の「Residence Villa」を開業いたしました。(新規施設拡大中)
ホテルの一室やワンフロアではなく、ラグジュアリーな一棟貸しのヴィラが最大の特長で、予定が立てやすい完全利用保証や収益を得られる貸出制度も用意されています。
興味のある方は、権利型と合わせてお問い合わせください。
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