会員制リゾートとは?4つの所有タイプやメリット・デメリットなどを詳しく解説

会員制リゾートとは、会員だけが利用できるリゾート施設のことです。

ホテルやヴィラなどの宿泊施設に加えて、温泉やスパなどの設備や多彩なアクティビティを用意しているリゾートもあります。

非日常的な特別感のある時間を過ごせるとして、会員制リゾートのオーナーになる方も少なくありません。

本記事では、会員制リゾートの概要や4つのタイプ、メリット、デメリットなどを詳しく解説します。

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Grandeは全国に点在する会員制リゾートでありながら一般宿泊も可能であり、事前に施設の魅力を体験できます。

不動産を複数の会員で区分所有する「所有型施設」ではなく、ゴルフ会員権のような「権利型施設」のため、固定資産税や不動産取得税などは発生いたしません。

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会員制リゾートとは?

Grande施設の内装

出典:Grande(グランデ)公式サイト

会員制リゾートとは、会員権を購入したオーナーやその家族、招待者のみが利用できるリゾート施設のことです。

入会金や年会費を支払うことで会員となり、施設を利用する権利を得られます。

お部屋は、ホテルタイプや一棟貸しのヴィラタイプなどがあり、広々とした高級感のある内装のものが多く見受けられます。

多種多様なサービスや設備を有しており、会員ならではの特別感を味わえるのが会員制リゾートの魅力の一つです。

リゾートマンションやリゾートホテルとの違い

リゾートマンションは、ホテルやリゾート施設と異なり、リゾート地にある一般的なマンションです。

そのため、リゾートマンションを使用するには、不動産を購入し所有権を持つ必要があります。

マンションによっては、施設内にプールや温泉、テニスコートを備えており、コンシェルジュサービスを利用できるケースもあります。

一方、リゾートホテルは、リゾート地にあるホテルタイプの宿泊施設です。

通常のホテルと同じように一般利用できるため、予約することで誰でも利用できます。

ホテルのグレードによっては、プールや温泉、ジム、レストラン、アクティビティなど多彩な設備が用意されています。

会員制リゾートの4つのタイプ

会員制リゾートには、以下の4タイプがあります。

会員制リゾートのタイプ

特徴

所有権型

・不動産の所有権を保有するタイプ

・一つの部屋を共同で所有し、人数分に応じて一人あたりの年間の利用日数が決まる

・不動産取得税や固定資産税がかかる

利用権型

・リゾート施設を利用するための権利を購入するタイプ

・所有型と比較すると費用がかかりにくく、気軽にリゾート施設に宿泊したい方におすすめ

・土地や建物の購入費用や税金などの費用はかからない

タイムシェア型

・割り当てられた日数分だけ施設を利用できるタイプ

・年間の利用時期が固定されているため、予定が立てやすい反面、柔軟な利用が難しい

・未使用の期間をほかの会員と交換したり、貸し出したりが可能な場合もある

ポイント購入タイプ

・年間を通して利用可能なポイントを購入し、そのポイントを使って施設を利用するタイプ

・シーズンや部屋のグレードによって必要なポイント数が変動する

会員制リゾートを所有するメリット

くつろぐ人々

出典:Grande(グランデ)公式サイト

会員制リゾートを所有するメリットは、以下の4つです。

  • 高級リゾートを会員価格で宿泊できる
  • 会員だけのサービスやアクティビティが用意されている
  • 全国のリゾート施設を利用できる
  • 会社の福利厚生として活用できる

それぞれ詳しく解説します。

高級リゾートを会員価格で宿泊できる

会員制リゾートでは、権利を購入することで、高級リゾートを会員価格で利用できます。

人気のシーズンや休日でも会員価格で利用できるため、一般的な高級ホテルよりも宿泊費を抑えることが可能です。

また、多様な設備やアクティビティが充実している施設も多く、宿泊費用を抑えながらもラグジュアリーなリゾートライフを楽しめます。

会員だけのサービスやアクティビティが用意されている

会員制リゾートによっては、コンシェルジュが予約をサポートしてくれたり、滞在中のアクティビティを手配してくれたりします。

また、会員限定のイベントやアクティビティが定期的に開催される場合もあるので、訪れるたびに新たな体験をできるのも会員制リゾートの嬉しいポイントです。

会員だけのサービスやアクティビティであれば、混み合うこともなく、余裕をもって楽しめるでしょう。

全国のリゾート施設を利用できる

運営企業によっては、全国各地にリゾートホテルやリゾートヴィラを展開しています。

会員制リゾートのオーナーになることで、全国の関連施設を会員価格で利用できるのも、会員制リゾートの魅力の一つです。

全国に施設があることで、訪れたことがない地域への旅行を考えるきっかけにもなるでしょう。

また、引っ越しによって居住地が変わっても、別荘のように場所が固定されず好きなエリアの施設を選んで利用できるため、会員権が無駄になりにくいのもメリットと言えます。

会社の福利厚生として活用できる

会員制リゾートは、法人で契約して福利厚生として利用することも可能です。

施設を法人で購入しておくと、従業員の休暇や研修などに活用したり、取引先の顧客を招待したりもできます。

保養施設として利用することでリフレッシュや心身の充実、社員の満足度アップにつながり、仕事の生産性やクオリティの向上が期待できるでしょう。

また、社員の家族も一緒に利用できるため、会員制リゾートを通して家族サービスの場を作ることも可能です。

ただし、年会費や管理費を福利厚生費として計上するには、「平等に利用できる」「福利厚生として妥当」といった条件が設けられている場合もあります。

さらに、経営層しか利用していない場合や施設が豪華すぎる場合などは、福利厚生費として妥当と認められないケースもあります。

法人契約する場合の経費の取り扱いについては、会員権を購入する前に税理士や会計士などの専門家に相談するのがおすすめです。

>>法人でリゾート会員権を持つメリットって?社員ファーストな施設の選び方も紹介

会員制リゾートを所有するデメリット

会員制リゾートを所有するデメリットは、以下の4つです。

  • 入会金や年会費がかかる
  • 希望日が予約できないケースもある
  • 場所の制約がある
  • 売却時にマイナスになることもある

それぞれ詳しく解説します。

入会金や年会費がかかる

会員制リゾートを購入する場合、最初に高額な入会金が必要になり、さらに毎年の年会費の支払いもあります。

そのため、初回にまとまった金額を用意する必要がありますし、年間の維持費を考慮しておかなければなりません。

また、所有型の会員制リゾートの場合は、不動産を所有することになるため、不動産取得税や固定資産税の支払いも発生します。

利用頻度が少ないと会員費や宿泊費のコストパフォーマンスが下がるため、毎年どれくらい利用できるか想定しておきましょう。

希望日が予約できないケースもある

リゾート会員権は必ずしも希望する日の予約が取れるわけではありません。

特にGWやお盆、年末年始などの利用者が多い時期は予約が難しいこともあります。

さらに、繁忙期は先着順や抽選、購入時に割り振られるなど、運営企業によってルールが異なります。

予約の取り方や予約日の割り振りルールなどは、事前に確認しておくのがおすすめです。

場所の制約がある

会員制リゾートは都心から離れた場所にあることが多く、決してアクセスがよい施設ばかりではありません。

自宅から遠い場合は、利用の機会が限られるため、年間の利用回数が1〜2回という方もいます。

交通手段が限られる場所では、アクセスに時間と費用がかかることも考慮しておく必要があります。

売却時に損をすることもある

会員制リゾートの権利は、不要になった場合に売却することも可能です。

しかし、売却金額が購入金額を下回ることもあります。

不動産ですので、景気変動や施設の老朽化の影響を受け、市場価値が下がることは珍しくありません。

また、買い手が見つかりにくい状況では、売りたくても売れず、維持費だけ払い続けるケースもあります。

そのため、将来的に売却や相続することまで考えて、購入を検討することが大切です。

>>リゾート会員権にはどんなメリットとデメリットがある?選ぶポイントも紹介

代表的な会員制リゾート一覧

Grande施設のオーシャンビュー

出典:Grande(グランデ)公式サイト

日本国内の代表的な会員制リゾートは以下の8つです。

特徴や権利形態、主なエリアを比較する際にお役立てください。

会員制リゾート

特徴

権利形態

主なエリア

Grande

会員制の一棟貸しヴィラを展開しており、会員にならずに利用することも可能

・権利型

・所有型

全国

エクシブ

豪華な設備と高級感が特徴のリゾートホテルを展開

所有型

全国

東急ハーヴェストクラブ

夫婦やファミリー向けなどさまざまなリゾートホテルを展開

・利用権型

・所有権型

全国

東急バケーションズ

4タイプの客室を展開しており、1泊から気軽に利用できるプランもある

利用権型

全国

セラヴィリゾート泉郷

自然溢れるエリアに多数の施設を展開しており、愛犬と利用できる施設も多い

利用権型

全国(中部エリア中心)

リロバケーションズ

北海道から沖縄まで、全国各地にリゾートホテルを展開

利用権型

全国

ベイコート倶楽部

都市部を中心に高級リゾートホテルを展開

所有権型(共有制)

・東京

・横浜

・愛知

・兵庫

ザグ ラン リゾート

関西圏を中心に、上質なサービスと高級感が特徴のリゾートホテルを展開

・所有権型

・ポイント制(法人)

全国

各施設の詳しい内容や会員制リゾートの選び方は、以下の記事を参考にしてみてください。

>>おすすめのリゾート会員権7つを比較!ヴィラ(villa)タイプ「Grande(グランデ)」も紹介

会員制リゾートであればヴィラタイプ(villa)のGrande(グランデ)がおすすめ

【千葉・鴨川】Private Ocean Villa 藍水 -ransui-のプライベートプール

出典:Grande(グランデ)公式サイト

会員制リゾートであれば、ヴィラタイプのGrandeがおすすめです。

おすすめの理由は、以下の通りです。

  • 高規格の一棟貸しヴィラ(villa)を用意
  • 地産地消の厳選食材を使用した料理を提供
  • 新規オープンを含めて全国に110棟以上を展開予定

それぞれ詳しく解説します。

高規格の一棟貸しヴィラ(villa)を用意

Grandeは、1棟貸しのヴィラやグランピングを全国に展開しています。

ホテルタイプにはない、ヴィラタイプだからこそのプライベートな空間を提供しているので、周りを気にせずゆったり過ごせます。

また、温泉やプライベートプール、サウナ、ファイヤーピットなどの設備を備えており、非日常的なラグジュアリー体験ができるのもGrandeの魅力の一つです。

さらに、1棟で6人以上利用できる大型のお部屋も多数用意しているので、ファミリーやグループの利用にも適しています。

地産地消の厳選食材を使用した料理を提供

Grandeでは、各エリアの厳選食材を使用したグランピングBBQやコース料理を提供しています。

地産地消の厳選食材を存分に味わえるので、食事を目的に旅行やリゾート滞在を楽しみたい方にもおすすめです。

基本的に部屋食で、誰にも邪魔されないプライベート空間で食事を楽しめます。

施設によっては、出張シェフサービスも行っており、非日常的な空間のなかで贅沢な料理を堪能できます。

新規オープンを含めて全国に110棟以上を展開予定

Grandeは、全国各地にさまざまな種類のヴィラやグランピングを展開しています。

お部屋タイプは、カジュアルからラグジュアリーまで、利用シーンや人数、目的に合わせて選択可能です。

Grandeには、愛犬と一緒に泊まれる施設も多数用意しており、基本的に頭数や犬種、サイズに制限がないため、愛犬家にもおすすめです。

また、現在、全国にラグジュアリーヴィラのネットワークを拡大中で、2025年以降も以下のような施設の開業を予定しています。

  • 星音 箱根別墅|神奈川県箱根
  • Grande Auberge Resort Fuji Oshino|山梨県忍野村
  • HAKU FUJI YAMANAKAKO 羽玖 富士山中湖|山梨県富士山中湖

さらに関東と関西で、1泊2食付きの体験宿泊の場を設けています。

上質なサービスを実際に体験していただくことで、ヴィラでの理想の過ごし方をイメージしていただけます。

以下のリンクより、体験宿泊の申し込みやお問い合わせが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

また、以下の通りお電話でのお問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

TEL:03-6712-8934(10:00~18:00 年中無休)

これまでGrandeは、不動産を所有しない権利型のヴィラを展開してまいりました。

しかし、このたび新コンセプトとして権利型ではなく所有型の「Residence Villa」を開業いたしました。(新規施設拡大中)

ホテルの一室やワンフロアではなく、ラグジュアリーな一棟貸しのヴィラが最大の特長で、予定が立てやすい完全利用保証や収益を得られる貸出制度も用意されています。

興味のある方は、権利型と合わせてお問い合わせください。

著者情報

ラーネット記事編集チーム( 著者の記事一覧はこちら )

別荘&リゾート専門メディア「ラーネット」を運営する、株式会社にしがき(昭和25年8月設立)の編集チームです。ラーネットでは、リゾート会員権の豆知識やリゾート・別荘暮らしのおすすめ情報を掲載しています。

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リゾート会員権「Grande(グランデ)」
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