リゾート会員権の売却方法には、不動産仲介業者に売却を依頼する方法と買取業者に買い取ってもらう方法の2つがあります。
どちらを選ぶかは、会員権そのものや会員権オーナーの希望によって異なります。
資産価値のないリゾート会員権は、”負動産”として次の世代に相続される可能性もあるので、手放す際のことを見据えて購入することが大切です。
本記事では、リゾート会員権の売却方法や会員権を所有する際の懸念点を詳しく解説します。
記事後半では、リゾート会員権の所有で抱える不安を解消した、新しいスタイルの別荘「Residence Villa」を紹介しているので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
リゾート会員権を売却する2つの方法
リゾート会員権の売却方法は、主に以下の2通りです。
- 不動産仲介業者に売却を依頼する
- 買取業者に買い取ってもらう
それぞれの特徴を詳しく解説します。
不動産仲介業者に売却を依頼する
不動産仲介業者に売却を依頼すると、仲介業者が売主の代わりに買い手を探してくれます。
売出価格は、売主の希望価格と相場価格を考慮して、売却しやすい金額を提案してくれます。
また、仲介業者は売主の代わりに売却に関する以下の活動も行ってくれるのです。
- 不動産ポータルサイトへの掲載
- 物件資料の作成
- 内見の手配
- 価格や条件面などの交渉
- 売買契約時の重要事項説明書と売買契約書の作成
- 所有権移転のサポート
ただし、需要が少ない物件は長期間売れないケースもあるので、早期に売却したい方には向いていない方法です。
買取業者に買い取ってもらう
買取業者とは、買い手を探すのではなく、業者自身が不動産を買い取る方法のことです。
売却金額が相場よりも低くなるのが一般的ですが、その場で買い取ってくれるため即金性が高い方法といえます。
売却金額よりも、なるべく早く手放したい方に向いている方法です。
また、資産価値がゼロに近いようなリゾート会員権であれば、「管理費の5〜20年分」といった費用を支払って引き取ってもらうケースもあります。
買取業者に依頼する際は、会員権を販売している会社の認定業者やリゾート会員権の買取・処分を専門に行う業者など、複数の業者に話を聞いて検討するのがおすすめです。
リゾート会員権を所有する懸念点
リゾート会員権を所有する懸念点は、以下の3つです。
- 使う頻度が減り年会費や維持費だけを支払い続ける
- 売却したくても買い手がつかない
- “負動産”を子どもや孫に相続してしまう
使う頻度が減り年会費や維持費だけを支払い続ける
購入時は頻繁に利用する計画でも、仕事の忙しさや家族構成の変化、健康上の理由などにより、利用頻度が徐々に減少していくケースがあります。
しかし、会員権を保有している以上、年会費や施設の維持費などの固定費は継続して支払う必要があります。
さらに、コスト面のリスクとして忘れてはいけないのが、インフレや施設の老朽化に伴い、年会費や維持費が上昇する可能性がある点です。
利用頻度が少ないにもかかわらず、毎年数十万円から数百万円の出費を強いられる可能性があります。
また、施設によってはGWや夏休みなどのハイシーズンに予約が取りにくく、ストレスに感じてしまうケースもあるでしょう。
結果的に使用する頻度が減少し、年会費や維持費だけが毎年かかってしまい悩む方は少なくありません。
売却したくても買い手がつかない
リゾート会員権は、いざ売却しようとしても、買い手がつかないケースが多々あります。
特に、アクセスが不便で利便性の悪い場所にあるリゾート施設は、買い手がつきにくい傾向があります。
また、会員権の購入金額は高額で維持費もかかることから、一定以上の資産や収入がある方でなければ購入が難しいといえるでしょう。
さらに、十分な資産や収入がある方は中古ではなく、なるべく新しい施設の会員権を手に入れたいと考えるのが一般的です。
そのため、一定の需要がある施設の会員権を除いて、中古のリゾート会員権は売却するのが難しいのが実情です。
>>リゾート会員権は売れない?購入前に押さえたいポイントを解説
“負動産”を子どもや孫に相続してしまう
リゾート会員権は、一般的に「資産」として扱われます。
しかし、売却できないリゾート会員権の場合、資産価値がなく所有しているだけでコストがかかり続ける「負動産」になるのです。
さらに、リゾート会員権の所有者本人が亡くなると、次の世代に相続することになります。
相続すれば子どもや孫に負担がかかりますし、所有権の共有者が増えることで、さらに手放すのが困難になってしまいます。
子どもや孫世代は、自分たちのライフスタイルや経済状況に合わない会員権を引き継ぐことになり、年会費や維持費の支払いという重荷を背負うのです。
リゾート会員権の懸念点を解消!「Residence Villa(レジデンスヴィラ)」とは?
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Residence Villa Awaji Mare)
Residence Villaとは、新しい別荘所有のスタイルのことです。
リゾート会員権の所有で抱える不安を解消した別荘として、以下のような仕組みと特徴があります。
- 20、30年後の出口戦略を設計
- 人気シーズンにおける年6泊分を独占利用可能
- 使わないFIXDAYを1泊あたり8万円で売却可能
- FIXDAY以外も特別料金で宿泊可能
- 全国110棟を超えるGrandeのヴィラを特別価格で利用可能
- 国内最上位のヴィラをFIXDAYと交換して宿泊可能
各特徴を詳しく解説します。
20、30年後の出口戦略を設計
Residence Villaでは、リゾート会員権オーナーの不安を解消できるように、20、30年後の出口戦略を設計しています。
以下のような「買取」と「売却」のルールを設けています。
- 買取:開業から20年後より建物残価に応じて対応
- 売却:竣工後5年目より対応
リゾート会員権を所有する前から出口が明確になっているので、所有者も安心できるでしょう。
人気シーズンにおける年6泊分を独占利用可能
Residence Villaでは、FIXDAY(権利日)制度を導入しており、必ず宿泊できる年間6泊分のFIXDAYが確保されています。
FIXDAYはGWや夏休み、年末年始など、一般的な会員リゾートでは予約が難しい日程やシーズンが割り振られていて、オーナーが独占的に利用可能です。
なお、FIXDAYにおける宿泊時の利用料は、30年間無料です。
FIXDAY以外の257日(365日のうち「FIXDAY6日×共同オーナー18名」を除いた日)は、空室があれば、オーナー特別価格で宿泊できます。
使わないFIXDAYを1泊あたり8万円で売却可能
FIXDAYにより年間6泊分が確保されていますが、仕事やプライベートの予定などオーナー様の都合によっては、6泊分利用しないケースも考えられます。
そのような場合は、FIXDAYをホテルとして貸し出し、1泊あたり8万円(税込)で買取も可能です。
例えば、FIXDAYを3日分貸し出せば、管理費と同じ24万円(税込)になるため、別荘の維持費がほぼゼロになります。
FIXDAYをすべて売却すれば、年間の維持管理費を超える最大48万円(税込)の収益を得ることも可能です。
このように、万が一リゾート施設を利用できなくても、オーナーができるだけ損をしないような仕組みを構築しています。
FIXDAY以外も特別料金で宿泊可能
Residence Villaのオーナーは、FIXDAYとして6日間の宿泊が確保されていますが、それ以外の日程も宿泊できます。
365日のうち、「共同オーナー18名×FIXDAY6日」を除いた日の257日間は、1泊4.4万円(税込)で泊まれます。
別荘に空室がある限りは、利用日数の上限もありませんし、空き状況次第では10日間といった長期滞在も可能です。
全国110棟を超えるGrande(グランデ)のヴィラ(villa)を特別価格で利用可能
Residence Villaのオーナーには、全国に110棟以上を展開するGrandeのヴィラを利用できる権利も付与されます。
Grandeのヴィラは一棟貸しのプライベート空間が魅力で、以下のようなヴィラがあります。
また、ドッグフレンドリーなヴィラも全国に50棟以上展開しているので、愛犬家の方にもおすすめです。
Grandeの利用料金は宿泊するヴィラごとに異なるため、宿泊前に確認してみてください。
>>GrandeとResidence Villaの違いは?ハイエンドな別邸で唯一無二の別荘ライフを
国内最上位のヴィラ(villa)をFIXDAYと交換して宿泊可能
Residence Villaでは、国内最上位のヴィラであるLXシリーズとFIXDAYを交換できる「権利日exchange制度」を導入しています。
LXシリーズは、沖縄県・宮古島や北海道・函館鹿部に建築中の別邸で、FIXDAYを交換して利用できます。
宮古島や函館の豪邸は、2024〜2025年にかけて開発を予定しており、今後は全国に展開する予定です。
唯一無二の別荘ライフを楽しめるResidence Villa3選
弊社が展開するResidence Villa3施設を紹介します。
- Residence Villa Awaji Mare|兵庫県洲本市
- Residence Villa Kawaguchiko Lago|山梨県南都留郡富士河口湖町
- Residence Villa Nasushiobara Sante|栃木県那須塩原市
各施設の特徴を詳しく解説するので、参考にしてみてください。
Residence Villa Awaji Mare|兵庫県洲本市
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Residence Villa Awaji Mare)
Residence Villa Awaji Mareは、淡路島の海と空を一望できる絶景のロケーションに佇む、最大8名まで宿泊できるラグジュアリーな一棟貸しヴィラです。
1,200平方メートルもの広大な敷地に、建築面積339平方メートル(テラス含む)・2LDDKKの平屋一戸建てを用意。
ヴィラは完全プライベート空間ですので、ほかの利用客や時間帯を気にすることなく自由に利用可能です。
また、ヴィラ内には、天然温泉やプライベートプール、プライベートサウナなどを完備しています。
室内の家具は、イタリアモダンファニチャーの代名詞である高級家具ブランド「arflex(アルフレックス)」で揃えられていて、随所にラグジュアリーさを感じられるのも魅力です。
食事では、淡路の食材を存分に味わえるBBQや出張料理サービスなどを用意。
淡路の美しい海を眺めながら、贅沢なひとときを過ごすことが可能です。
【基本情報】
施設名 | Residence Villa AWAJI MARE |
定員 | 4〜8名 |
住所 | 〒656-2543 |
公式サイト | |
連絡先 | 03-6712-8934(10:00~18:00 年中無休) |
>>淡路島に佇む別荘「Residence Villa AWAJI MARE」とは?既成概念をくつがえす極上のひとときを
Residence Villa Kawaguchiko Lago|山梨県南都留郡富士河口湖町
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Residence Villa Kawaguchiko Lago)
Residence Villa Kawaguchiko Lagoは、山梨県・河口湖エリアに位置し、富士河口湖を余すことなく堪能できる、ハイエンドな一棟貸しヴィラです。(2025年春開業予定)
1,770平方メートルもの広大な敷地に建てられたヴィラを、完全貸切で贅沢に過ごすことが可能です。
ゆったりとした非日常的な時間を楽しめるように、客室内天然温泉やプライベートサウナ、プライベートプール、巨大なホームシアターを完備。
リビングダイニングの10mの開口部からは、富士河口湖を望めます。
ヴィラの2階には、富士山を望める書斎を備えており、ワーケーションでの利用にもおすすめです。
食事では、出張料理サービスやケータリングサービスを利用でき、専用ダイニングスペースにて楽しめます。
※本施設は2025年春に開業予定のため、施設情報が変更になる可能性もございます。詳細については「資料請求・お問い合わせ」よりお問い合わせください。
【基本情報】
施設名 | Residence Villa Kawaguchiko Lago |
定員 | 6名 |
住所 | 山梨県南都留郡富士河口湖町 |
公式サイト | https://www.grande-villaclub.com/residence-villa/kawaguchiko-lago/ |
Residence Villa Nasushiobara Sante|栃木県那須塩原市
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Residence Villa Nasushiobara Sante)
Residence Villa Nasushiobara Santeは、栃木県・那須塩原エリアの雄大な自然のなかに佇む、ハイエンドな一棟貸しヴィラです。(2025年夏開業予定)
開放的でありながらもプライベート感を確保したこだわりの設計で、ラグジュアリーな雰囲気と壮大なスケールの建築を堪能できます。
ヴィラ内には、天然温泉やプライベートサウナ、プライベートプール、ファイヤーピットを完備。
また、本ヴィラは愛犬同伴が可能で、430平方メートルもの広大なプライベートガーデンはドッグランとしても利用できます。
さらに、共同エリアには全天候型ドッグランや愛犬専用プールも完備しているので、愛犬とのリゾート時間を楽しみたい方にもおすすめです。
※本施設は2025年開業予定のため、施設情報が変更になる可能性もございます。詳細については「資料請求・お問い合わせ」よりお問い合わせください。
【基本情報】
施設名 | Residence Villa Nasushiobara Sante |
定員 | 6〜10名 |
住所 | 栃木県那須塩原市 |
公式サイト | https://www.grande-villaclub.com/residence-villa/nasushiobara-sante/ |
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