「別荘を購入したいが、後悔しないか不安……」
「別荘を購入した方の後悔や失敗の声もよく聞くので、気をつけるべきポイントを知りたい」
別荘の購入を検討している方のなかには、後悔しないか不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
別荘を購入することで、都会の喧騒から離れてゆったりとしたリゾートライフを楽しめます。
しかし、メリットや憧れにだけ目を向けていると、せっかく購入した別荘を手放すことになるかもしれません。
本記事では、別荘を購入したいと考えている方に向けて、別荘購入で後悔するポイントと後悔しないための対策を網羅的に解説します。
記事の後半では、購入以外で別荘ライフを楽しむ方法も紹介しているので、ぜひ読み進めてみてください。
目次
別荘購入で後悔しやすいポイント
別荘購入で後悔しやすいポイントには、以下の5つが挙げられます。
- 利用頻度:別荘を利用する機会は少ない
- 費用:維持費やリフォーム代がかさむ
- 管理:メンテナンスや管理の手間がかかる
- 利便性:インフラが弱い・アクセスが悪い
- 売却:資産価値が下がって高く売れない
利用頻度:別荘を利用する機会は少ない
別荘購入に後悔するポイントとして多いのが、利用頻度の低さです。
別荘は自宅から離れた場所に購入する場合が多く、交通費や往復の時間が負担となり別荘から足が遠のくケースは珍しくありません。
また、体力の衰えや時間の制約から別荘の利用が難しくなる可能性もあります。
そのため、別荘購入前には将来的なライフスタイルの変化を見据えることが大切です。
あらかじめ以下の項目を検討しておく必要があります。
- 年間の利用予定はどれくらいか
- 子どもが独り立ちをした後に利用するのか
- 年をとったあとも変わらず別荘を利用するのか
- 交通費の負担は考慮できているか
- 仕事の転職や転勤はないのか
せっかく別荘を購入しても、年に数回しか利用できなかったり将来的に利用しなくなったりしたら、維持費がかさむだけで後悔するでしょう。
費用:維持費やリフォーム代がかさむ
別荘購入には、単に物件購入費用だけでなく、その後も維持費や修繕費などさまざまなランニングコストが発生します。
以下が維持費の一例です。
- 固定資産税
- 火災保険料
- 管理委託費用
- 水道・光熱費 など
さらに、建物は築年数の経過とともに劣化するため、所有期間が長くなれば修繕費用も高額になります。
また、物件価格を抑えるために中古の物件を選んだ場合は、設備が古かったり内装が気に入らなかったりして、修繕やリフォームに多大な費用がかかるケースもあります。
購入時以外にかかる費用をあらかじめ把握しておかないと、予想外の出費が増えてしまい後悔する可能性があるでしょう。
管理:メンテナンスや管理の手間がかかる
別荘は、管理やメンテナンスにも手間と費用がかかります。
例えば、山間部の別荘であれば、積雪の時期に除雪作業や凍結防止作業が必要です。
海岸沿いの別荘では、塩害により屋根や外壁、庭の草木が被害を受けやすいため、あらかじめ予防策を講じる必要があります。
管理やメンテナンスをせずに放っておくと、破損や劣化の原因になり、資産価値が目減りしたり多額の修繕費用がかかったりします。
また、建物は人の出入りがなくなると劣化が進むため、定期的に訪問することも大切です。
このように、別荘は購入後の管理やメンテナンスが負担になりやすい点も、後悔につながっているでしょう。
利便性:インフラが弱い・アクセスが悪い
別荘は、自然豊かな森のなかや景観を楽しめる高台に建てられることが多く、インフラやアクセスの利便性が悪いといった特徴があります。
特に山奥の別荘になると、携帯電話の電波が届きにくかったり、インターネット回線が引けなかったりします。
また、大雨や雷、台風など自然の影響で電気が止まる可能性も高く、アクセスの悪さから業者による復旧作業に時間がかかることも珍しくありません。
さらに、別荘の周りにはコンビニやスーパー、病院がないことも多く、生活への不便さから購入を後悔する方もいます。
売却:資産価値が下がって高く売れない
別荘を売却したい場合、購入時よりも低い価格でしか売却できない可能性があります。
建物は減価償却資産であり、新築から築年数が経過することで価値が下がります。
また、別荘地のアクセスの悪さから人気が低迷し、地価が下がっているエリアも少なくありません。
人気がなくなると、売りたくても売れない状態が続いてしまい、維持費だけがかかってしまいます。
別荘を購入する場合は、将来的に手放したり相続したりすることも考慮して、エリアや物件を検討しましょう。
別荘購入で後悔しやすい人の特徴
別荘の購入で後悔しやすい方の特徴は、以下の3つです。
- 別荘ライフへの憧れが先行している
- かかる費用を算出していない
- 将来のことを考えていない
別荘ライフへの憧れが先行している
憧れだけで別荘を購入してしまうと、多額の維持費用や別荘地までの移動の大変さなど、現実とのギャップに失望する可能性があります。
移動費や維持費などの費用面を気にしてしまうと、せっかくの別荘ライフを楽しめません。
そのため、別荘の購入では憧れや理想だけでなく、利用頻度や過ごし方、管理・維持費用など現実を直視することが大切です。
かかる費用を算出していない
別荘の購入では、物件価格だけでなく、維持費や修繕費などのランニングコストも考慮する必要があります。
一般社団法人 不動産流通経営協会が発表している「複数拠点生活に関する意向調査(2022年3月)」によると、サブ拠点の維持費用は月額平均5.4万円で、年間約60万円です。
維持費や修繕費の金額は、立地やエリア、建物の種類、別荘の規模、設備の内容などが影響します。
一概にはいえませんが、年間で50万円以上するケースもあるでしょう。
購入前に年間維持費を把握しておかないと、予想以上の経済的負担から、別荘を手放す方もいます。
後悔しないように、不動産会社の担当者に相談して、年間維持費や将来的な修繕費をシミュレーションしてもらいましょう。
将来のことを考えていない
別荘を購入する際には自分や家族の将来を考えるのも重要であり、将来をイメージせずに購入すると後悔する可能性があります。
例えば、子どもの成長によってライフスタイルが変化したり、老後に体力や時間的な制約が生まれたりすると、別荘の利用頻度が減るかもしれません。
また、購入当初は人気のエリアであり今後も地価が上がると見込んでいても、思い通りにいかない可能性もあります。
別荘の将来的な利用や活用方法を考えていないと後悔してしまうでしょう。
別荘購入に後悔しないための対策
別荘購入に後悔しないためには、以下のような対策が必要です。
- 事前に十分な情報収集をする
- 明確な資金計画を立てる
- 別荘の使い方や相続について家族と話し合う
- 購入前に試住してみる
事前に十分な情報収集をする
別荘を購入する前には、インターネット検索やSNS、書籍などで情報収集しましょう。
希望するエリアや別荘地が決まっている場合には、SNSで実際の利用者の写真や声を探してみるのもおすすめです。
また、別荘購入に関する基本情報を押さえておきたい方は、書籍を探してみましょう。
希望のエリアや別荘が決まれば、実際に別荘地を訪れて、雰囲気や周辺環境を確認することも重要です。
例えば、朝・昼・夕方と時間帯別に周辺を歩くと、車通りや街灯の有無、周辺施設の位置などを把握できます。
別荘に遊びに来ている方がいれば、生活のしやすさや困りごとがないか聞いて情報収集する方法もあります。
SNSや現地調査などで得た情報を基に、理想の別荘ライフが送れるかを検討してみましょう。
明確な資金計画を立てる
別荘購入を後悔しないためには、購入費用だけでなく、維持費や修繕費も考慮して計画を立てましょう。
たとえ格安で購入できても、購入後に大規模な修繕やリフォームが必要になるケースがあります。
購入前には、以下の項目を必ず確認し、金額を算出しましょう。
- 物件価格
- 初期費用
- 修繕やリフォームの有無
- 維持費
上記の内容を基に、住宅ローンの限度額と現在の収入、借入の有無を総合的に勘案し、資金計画を立てるようにしてください。
資金計画の作成は、不動産会社やファイナンシャルプランナーなどの専門家に依頼するのもおすすめです。
別荘の使い方や相続について家族と話し合う
別荘を購入する目的は、休暇に家族で過ごすためであったり、テレワーク用として所有したりとさまざまです。
たとえ別荘を仕事用に一人で利用する場合でも、不動産を所有するのであれば、家族全員が納得した上で購入するのが理想的です。
「体力や時間的な制約から別荘が使えなくなったらどうするのか」「子どもが独り立ちしたらどうすべきか」などを話し合いましょう。
また、将来的に子どもが相続した場合、子どもに管理やメンテナンスの負担がかかることも考慮しなければなりません。
別荘を家族にとっての悩みの種にしないためには、家族全員で将来について話しておくことが大切です。
購入前に試住してみる
別荘によっては、購入前に試住できるケースがあります。
宿泊体験をすることで、別荘の使い勝手や周辺環境、居心地のよさなどを確認できます。
また、住んでみないとわからない不便さやアクセスの悪さなどに気づけるでしょう。
実際に体験したメリットとデメリットを含めた上で検討できると、購入の後悔を防げます。
- >>別荘を持つメリット・デメリット|契約の流れや購入以外の選択肢も紹介
別荘を購入する以外の選択肢も検討しよう
別荘の購入を後悔しないためには、別の選択肢も検討してみましょう。
購入以外の選択肢には、主に以下の2つがあります。
- 別荘をレンタルする
- 別荘をシェアする会員権を得る
別荘購入と比較して、それぞれにどのようなメリットがあるのかを解説します。
別荘の賃貸
別荘は必ずしも購入する必要はなく、賃貸する方法もあります。
レンタルであれば、所有するよりも初期費用や管理費用が抑えられますし、建物が傷んでも修繕する必要はありません。
契約期間が満了する際に、契約を解除するか更新するかを選べばよいので、将来的に利用しない可能性があることへの不安が軽減されます。
また、賃貸であれば相続がないため、子どもへの負担もありません。
別荘の維持管理費用や所有し続けることへの将来的な不安がある方には、賃貸のほうが別荘ライフをより楽しめるのではないでしょうか。
別荘の会員権
会員制の別荘は、複数人のオーナーで1棟を所有したり、所有せずに利用する権利だけを購入したりするタイプがあります。
一人で別荘を所有する場合と比べると、費用面でお得であったり、メンテナンス・管理の手間がかからなかったりするのが魅力です。
また、会員権といってもさまざまで、年間利用回数や利用期間などニーズに合った会員権を選べます。
年に数回、休暇時期にだけ別荘を利用したい方や、旅行のたびに宿泊場所を変えたい方におすすめです。
会員制リゾート第三の選択肢ならヴィラタイプ(villa)の「Grande(グランデ)」へ
Grandeは、既存のリゾート施設では満足できない方のための全く新しいシェア別荘型リゾート会員権。
プライベート空間を重視し、極上のくつろぎを味わえる以下の特長が強みです。
所有権型ではなく権利型のため低価格
リゾート会員権は、分譲マンションと同じように不動産を複数の会員で区分所有する「所有型」と、ゴルフ会員権のように所有権を持たず、利用する権利を購入する「権利型」に分けられています。
このうち、Grandeに関しては権利型を採用しているため、所有型のような以下のご負担は発生しません。
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 住民税
- 火災保険料
- 法人市民税均等割
- 水道光熱費
- 管理費
- 修繕積立金
結果的に、年間のランニングコストを抑えながらも、贅沢なプライベート空間で優雅なひとときをお過ごしいただけます。
ファミリーや三世代、会社の福利厚生としても最適な定員6名以上のヴィラ(villa)が多数
Grandeのヴィラは、ファミリーや三世代、会社の福利厚生としてもご利用いただけるよう、定員が6名以上や一棟貸し切りなどさまざまなタイプをご用意しております。
会員制リゾートの一室というと、スペースに限りがある点を懸念される方もいらっしゃいます。
Grandeであれば占有面積が広いため、ご夫婦だけでなく、お子様・お孫様の代までゆったりとおくつろぎいただけるのが特長です。
温泉・サウナ・ドッグラン付きなど充実の設備
Grandeのヴィラは、ご家族の一員であるペットと過ごす時間も大切にしています。
例えば、上の画像「プライベートオーシャン ヴィラ 藍水」では、プライベートドッグラン付きもご用意しており、愛犬家からも大変好評いただいています。
さらに、各棟には8m×3mの大型プライベートプールを完備し、周囲を気にせずにご家族での時間を楽しめるのが特長です。
各部屋には、鴨川市に湧き出る鴨川温泉を配湯しており、絶景を堪能しながら、疲れを癒せます。
このように、Grandeのヴィラはご家族様・ペット同伴のお客様に対して、極上の時間をお届けできるのが最大の魅力です。
新規施設も続々オープン予定!広がり続ける別荘ネットワーク
出典:弊社Grande資料より
Grandeのヴィラには、以下のタイプがあり、目的に応じたさまざまな選択肢をご用意しております。
- ラグジュアリーヴィラ
- カジュアルヴィラ
- ドッグフレンドリーヴィラ
- オーベルジュヴィラ
さらに、2025年にはヴィラを中心に約70棟の新規施設をオープン予定となっており、全国にそのネットワークを拡大中です。(2025年1月時点の情報)
■2025年オープン予定
- Grande Doggy’s Resort Tochigi Nikko
- 星音 箱根別墅
- 星音 富良野別墅
- 星音 那須別墅 など
体験宿泊や資料請求をご希望のお客様はこちら
現在、Grandeのシェア別荘型リゾート会員権を検討中のお客様に、関東圏・関西圏でそれぞれ1泊2食付きの体験宿泊の場を設けております。
他社リゾート会員権と比較したいお客様にも好評いただいておりますので、ぜひこの機会にご検討ください。
体験宿泊や資料請求をご希望のお客様は、以下のリンクよりお申し込みください。
また、以下の通りお電話でのお問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
TEL:03-6712-8934(10:00~18:00 年中無休)
これまでGrandeは、不動産を所有しない権利型のヴィラを展開してまいりました。
しかし、このたび新コンセプトとして権利型ではなく所有型の「Residence Villa」を開業予定です。
ホテルの一室やワンフロアではなく、ラグジュアリーな一棟貸しのヴィラが最大の特長で、予定が立てやすい完全利用保証や収益を得られる貸出制度も用意されています。
興味のある方は、権利型と合わせてお問い合わせください。
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