「別荘地に移住するメリットとデメリットを把握したい」
「別荘地に移住する際の流れを知りたい」
シーズンだけ別荘地を利用するのではなく、別荘地への定住を検討する方もいます。
しかし、別荘地での暮らしは、都会では想像できないような支障が生じる可能性があるため、移住してから後悔する方も少なくありません。
そのため、別荘地へ移住するメリットとデメリットを把握し、十分に情報収集しておくことが大切です。
本記事では、別荘地への移住・定住のメリットとデメリット、移住前に考慮したおきたいポイント、移住の流れを詳しく解説します。
目次
別荘地へ移住・定住するメリット
別荘地へ移住・定住するメリットは、以下の3つです。
- 自然豊かな環境で生活できる
- アクティビティやアウトドアを楽しめる
- 新たな人間関係を築ける
それぞれ詳しく解説します。
自然豊かな環境で生活できる
別荘地への移住・定住のメリットの一つが、山や海、湖など、自然豊かな環境で生活できることです。
山間部の四季の変化や、海岸沿いのオーシャンビューを楽しめる別荘地も多く存在します。
また、都会の喧騒から離れ、自然に囲まれた環境で生活することで、ストレスの軽減や心身のリフレッシュにもつながります。
海や山などの自然が好きな方にとっては、別荘地に住むことで理想的な生活が送れるでしょう。
アクティビティやアウトドアを楽しめる
アクティビティやアウトドアを楽しめる点もメリットの一つです。
自然豊かな別荘地は、登山・ハイキング・キャンプ・釣り・スキーなどのアウトドア活動を満喫するのに最適な場所です。
アクティブなライフスタイルを楽しみたい方や、自給自足に挑戦してみたい方にはぴったりでしょう。
さらに、別荘地に住むことで、新鮮な空気を味わえて適度な運動の機会も増えるため、健康へのサポートも期待できます。
新たな人間関係を築ける
別荘地に移住・定住することで、新たな人間関係を築ける可能性があります。
別荘地には、似た価値観や趣味を持つ方が住んでいることも多く、地域のコミュニティが形成されやすいのです。
例えば、富士河口湖のほとりにある別荘地であれば、四季折々の自然を写真に納めたい方や、家族でレイクアクティビティを楽しみたい方が集まっている可能性があります。
近隣との適度な距離感があるなかで、普段の生活では出会えない人々とつながれるのはメリットといえるでしょう。
別荘地へ移住・定住するデメリット
別荘地へ移住や定住するデメリットは、以下の6つです。
- 交通の便が悪い
- 医療機関や介護施設が少ない
- 生活に必要な施設が少ない
- シーズン以外の季節が厳しい
- 維持管理に手間と費用がかかる
- 孤独感や孤立感を覚える可能性がある
別荘地への移住は、都会の喧騒から離れて自然豊かな環境で生活したい方にとって魅力的な選択肢ですが、移住前に考慮すべき点もあります。
それぞれ詳しく解説するので、参考にしてください。
※なお、別荘地へ移住後にそのギャップから後悔してしまう方も多いため、デメリットをできる限り紹介しています。
交通の便が悪い
交通の便の悪さは、別荘地のデメリットの一つです。
別荘地付近は、電車やバスなどの公共交通機関が運行していないケースも珍しくありません。
別荘地と最寄りの観光地を巡回するバスが走っている場合もありますが、運行本数に限りがあるため、時間の融通が利きにくい傾向にあります。
そのため、自家用車がないと別荘地への行き帰りが不便で、時間を気にせず自由に買い出しや観光をするのも難しいでしょう。
医療機関や介護施設が少ない
別荘地の周辺は都心と比べて、医療機関や介護施設が少ない傾向にあります。
エリアによっては、最寄りの医療機関や介護施設まで車で30分以上かかることも少なくありません。
そのため、緊急時に病院が遠くて困ったり、受けられる治療が限られたりする可能性があります。
子どもや高齢者、持病がある方が別荘地に移住する場合は、受診可能な病院の場所や医療体制を事前に確認しておくことが重要です。
生活に必要な施設が少ない
別荘地とその周辺には、スーパーやコンビニ、ドラックストアなどの生活に必要な施設が少ない傾向があります。
例えば、買い物の際に車で30分かかるスーパーまで行かなければいけないこともあります。
利便性のある都心に住んでいる方だと、徒歩圏内にスーパーがなかったり、出前や宅配サービスが利用できなかったりする点に不便さを感じるかもしれません。
シーズン以外の季節が厳しい
自然豊かな別荘地は、シーズン以外の気候や自然環境が厳しくなります。
そのため、移住先の別荘地を探す際に、避暑・避寒といったベストシーズンの情報ばかりに目を向けていると危険です。
夏は避暑地として有名な場所でも、冬は雪が多くて通行止めになったり、雨季は大雨で土砂崩れの危険性があったりと、生活に支障をきたす場合があります。
別荘地への移住・定住を検討する際は、1年を通した暮らしの様子を想定することが大切です。
維持管理に手間と費用がかかる
別荘に住み続けるには、定期的なメンテナンスや清掃など、維持管理に手間と費用がかかります。
具体的な維持費として、以下の項目が挙げられます。
- 電気・上下水道・ガスの料金
- インターネット費用
- 火災保険料
- 修繕費用
- 温泉使用料
- 共用施設管理・利用料金
- 管理委託費用
- 各種税金(固定資産税・都市計画税・住民税など)
山間の雪が多い地域であれば、雪かきや除雪に手間と費用がかかりますし、海沿いであれば塩害によって建物の劣化が早まることもあります。
別荘地への移住・定住は、細かな維持管理費用まで考慮して検討することが重要です。
孤独感や孤立感を覚える可能性がある
田舎にある別荘地は、周りの住民が少なく、孤独を感じる可能性があります。
移住当初は「別荘で静かにゆったり過ごしたい」という思いが叶い満足していても、時間が経つにつれて孤独感や孤立感を覚えやすくなります。
別荘地への移住後に孤独感で悩まないためにも、あらかじめ別荘地周りの状況やご近所付き合いなどを調査しましょう。
>>別荘の維持費はいくら?年間費用や税金・管理費を抑える方法を解説
>>別荘暮らしの現実。移住前に検討したいメリット・デメリットを解説
>>別荘を持つメリット・デメリット|契約の流れや購入以外の選択肢も紹介
>>別荘購入で後悔するポイント|見落としがちな注意点、購入以外の選択肢も紹介
別荘地への移住前に考慮しておきたいポイント
別荘地への移住に後悔しないためにも、あらかじめ以下のポイントを考慮しましょう。
移住先の地域の気候や環境
生活に必要な施設やサービスの有無
交通手段
医療機関や介護施設
子どもの教育
地域コミュニティ
維持費
ただし、すべてが理想通りの別荘地を見つけるのは困難なため、最低限のラインや優先順位をつけることをおすすめします。
例えば、最優先するのは「子どもの通学」、2つ目は「周りの景色と環境」、3つ目に「購入費用と維持費用の予算」と決めれば、別荘地も選びやすくなります。
譲れないポイントがある場合は、あらかじめ書き出しておき、不動産会社や別荘管理会社に相談しましょう。
別荘地への移住の流れ
別荘地への移住の流れは、以下の通りです。
- 購入目的と予算の明確化
- 情報収集
- 現地見学
- 不動産売買契約
- 住宅ローン審査
- 移住準備
- 決済と引き渡し
- 移住
まずは、別荘地に移住する目的を明確にしましょう。
目的が明確であれば、エリアや立地を絞り込めますし、必要な予算の目星もつきます。
その後、購入後の維持費も考慮した上で予算を明確化します。
情報収集は、不動産ポータルサイトや別荘を専門に取り扱う不動産会社、地場の不動産会社に相談するのがおすすめです。
気になる物件が見つかったら、必ず現地見学を行いましょう。
現地見学の際は、建物内だけではなく、周辺環境や近隣住民の居住状況なども確認することが大切です。
購入の決意が固まれば不動産売買契約を締結し、必要に応じて住宅ローン審査に進みます。
住宅ローンの審査に通過し、金銭消費貸借契約を取り交わしたら、引き渡しに向けて引越しの準備をします。
あらかじめ決めておいた日に決済と所有権移転登記を行い、不動産の引き渡しが終われば取引完了です。
別荘地への移住で失敗しないためのポイント
別荘地への移住で失敗しないためのポイントは、以下の4つです。
- 事前に十分な情報収集をする
- 目的・暮らし方に合った別荘地を選ぶ
- 移住先の別荘地に足を運んでみる
- 移住後の生活を具体的にイメージする
それぞれ詳しく解説します。
事前に十分な情報収集をする
移住を検討する別荘地について、十分な情報収集を行いましょう。
確認すべき情報として、以下の内容が挙げられます。
- 不動産価格
- 地域の気象条件
- 生活インフラ
- 地元のコミュニティやイベント
- 医療・教育機関のアクセス など
地元の住民や不動産エージェント、オンラインのコミュニティなどから情報を得ることで、移住後の生活をリアルにイメージできるでしょう。
目的・暮らし方に合った別荘地を選ぶ
別荘地を選ぶ際は、移住の目的や理想の生活スタイルに合ったエリアを選ぶことが大切です。
例えば、静かな自然に囲まれた環境を求めるのか、アクティブなアウトドア活動ができる場所を探すのかによって、希望に合致する物件や周辺環境が変わります。
子どもがいる場合は、子どもの成長とともに生活が変化することも考慮した上で検討しましょう。
移住先の別荘地に足を運んでみる
気になる別荘地が見つかったら、移住先まで足を運んでみることも大切です。
インターネットの情報だけでなく、実際に行ってみることで、その地域の雰囲気や実際の生活環境を把握できます。
地元の住民と話すことで、地域の特徴や季節ごとの暮らしやすさなど、生活に欠かせないリアルな情報を収集可能です。
さらに、時間帯や曜日を変えて物件周辺を歩いてみることで、人通りや街灯の明るさ、車の交通量なども実感できます。
視察を通じて想定外の課題や魅力を発見できる可能性もあるので、購入前にはなるべく現地まで足を運んでみましょう。
移住後の生活を具体的にイメージする
都会での生活と別荘地での生活を比較し、移住先での将来の暮らしを具体的にイメージすることが大切です。
例えば、以下のような違いをイメージしてみてください。
- 仕事・学校・医療サービスへのアクセス
- 趣味・アクティビティ
- 固定費・移動費・別荘維持費などの費用面
- 季節や天候による生活への影響
- 老後の暮らしやすさ
別荘地によっては、固定資産税や都市計画税、水道代が高額になる場合がありますし、車を使用する頻度が高まり維持費がかさむことも考えられます。
また、冬の時期に毎日雪かきが必要な場合もあります。
日常生活に必要な要素を考慮して、移住後の生活が自分や家族に適しているかどうかを検討しましょう。
「別荘地で暮らすことへの憧れは捨てられないけど、日常生活や維持管理、費用面において不安がある」という方におすすめしたいのが、会員制リゾートです。
一戸建ての別荘を所有している感覚で利用できる、ヴィラタイプの会員制リゾートを次章で紹介するので、読み進めてみてください。
第三の選択肢ならヴィラタイプ(villa)の会員制リゾート「Grande(グランデ)」がおすすめ
Grandeは、既存のリゾート施設では満足できない方のための全く新しいシェア別荘型リゾート会員権。
プライベート空間を重視し、極上のくつろぎを味わえる以下の特長が強みです。
所有権型ではなく権利型のため低価格
リゾート会員権は、分譲マンションと同じように不動産を複数の会員で区分所有する「所有型」と、ゴルフ会員権のように所有権を持たず、利用する権利を購入する「権利型」に分けられています。
このうち、Grandeに関しては権利型を採用しているため、所有型のような以下のご負担は発生しません。
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 住民税
- 火災保険料
- 法人市民税均等割
- 水道光熱費
- 管理費
- 修繕積立金
結果的に、年間のランニングコストを抑えながらも、贅沢なプライベート空間で優雅なひとときをお過ごしいただけます。
ファミリーや三世代、会社の福利厚生としても最適な定員6名以上のヴィラ(villa)が多数
Grandeのヴィラは、ファミリーや三世代、会社の福利厚生としてもご利用いただけるよう、定員が6名以上や一棟貸し切りなどさまざまなタイプをご用意しております。
会員制リゾートの一室というと、スペースに限りがある点を懸念される方もいらっしゃいます。
Grandeであれば占有面積が広いため、ご夫婦だけでなく、お子さま・お孫さまの代までゆったりとおくつろぎいただけるのが特長です。
温泉・サウナ・ドッグラン付きなど充実の設備
Grandeのヴィラは、ご家族の一員であるペットと過ごす時間も大切にしています。
例えば、上の画像「プライベートオーシャン ヴィラ 藍水」では、プライベートドッグラン付きもご用意しており、愛犬家からも大変好評いただいています。
さらに、各棟には8m×3mの大型プライベートプールを完備し、周囲を気にせずにご家族での時間を楽しめるのが特長です。
各部屋には、鴨川市に湧き出る鴨川温泉を配湯しており、絶景を堪能しながら、疲れを癒せます。
このように、Grandeのヴィラはご家族様・ペット同伴のお客様に対して、極上の時間をお届けできるのが最大の魅力です。
新規施設も続々オープン予定!広がり続ける別荘ネットワーク
出典:弊社Grande資料より
Grandeのヴィラには、以下のタイプがあり、目的に応じたさまざまな選択肢をご用意しております。
- ラグジュアリーヴィラ
- カジュアルヴィラ
- ドッグフレンドリーヴィラ
- オーベルジュヴィラ
さらに、2025年にはヴィラを中心に約70棟の新規施設をオープン予定となっており、全国にそのネットワークを拡大中です。(2024年2月時点の情報)
カジュアルだけでなく、ラグジュアリー・オーベルジュに関しても予定しており、お客様のさまざまなニーズにお応えできます。
■2025年オープン予定
- オーベルジュヴィラ富士忍野
- オーベルジュヴィラ富良野
- ラグジュアリーヴィラ箱根仙石原
- オーベルジュヴィラ箱根宮城野
- ラグジュアリーヴィラ那須塩原 など
(2024年2月時点の情報)
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現在、Grandeのシェア別荘型リゾート会員権を検討中のお客様に、関東圏・関西圏でそれぞれ1泊2食付きの体験宿泊の場を設けております。
他社リゾート会員権と比較したいお客様にも好評いただいておりますので、ぜひこの機会にご検討ください。
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また、以下の通りお電話でのお問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
TEL:03-6712-8934(10:00~18:00 年中無休)
これまでGrandeは、不動産を所有しない権利型のヴィラを展開してまいりました。
しかし、このたび新コンセプトとして権利型ではなく所有型の「Residence Villa」を開業予定です。
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