「シェア別荘のメリットとデメリットが知りたい」
「シェア別荘はどのような人に向いているのだろうか」
このように、シェア別荘を購入する上でのメリットやデメリットが気になる方も多いのではないでしょうか。
シェア別荘は一般的な別荘購入とは異なり、一つの別荘を複数の所有者でシェアして利用・所有します。
一人で別荘を購入するのに比べると、利用可能な期間が限定されるため、長期滞在や頻繁な利用は難しいというデメリットがあります。
しかし、購入費用や維持費をほかの所有者と分担できるため、費用負担の軽減が可能です。
本記事では、シェア別荘の概要やメリット・デメリット、シェア別荘が向いている人の特徴などを詳しく解説します。
目次
シェア別荘とは:一つの別荘を複数人で購入する仕組み
シェア別荘とは、一つの別荘を複数のオーナーで購入し、年会費・管理費などを支払って均等に利用する仕組みのことです。
オーナーの数は別荘によって異なり、数人から数十人で共同所有し、一定の期間や条件を基に交代で利用します。
例えば、オーナーが30名の場合、各々が1年のうち12日間ほど利用可能です。
一つの不動産をシェアするため、各オーナーは不動産登記を行い、オーナーの数で割った不動産の持分をそれぞれで所有することになります。
1人の所有物にはなりませんが、別荘費用を各オーナーで負担するため、1億円以上の豪華な別荘でも1人あたり数百万円で所有できるというわけです。
なお、一般的にはオーナーとオーナーから招待を受けたゲストしか利用できないため、関係のない見知らぬ人が利用することはありません。
>>タイムシェア別荘とは?購入前に知っておきたいメリット・デメリット、選び方を解説
シェア別荘と別荘購入を比較
別荘の利用を検討する場合、シェア別荘ではなく購入という選択を取る方もいます。
どちらも別荘を所有している点は同じですが、費用面や利用頻度での違いがあります。
シェア別荘と別荘購入を比較してみたので、参考にしてみてください。
シェア別荘 | 別荘購入 | |
初期費用 | 安い | 高い |
維持費 | 安い | 高い |
維持管理の対応 | 管理会社が対応 | 所有者自身で対応 |
利用頻度 | 制限あり | 制限なし |
希望時期の利用 | できないことがある | 可能 |
長期滞在 | 難しい | 可能 |
利用の自由度 | 低い | 高い |
売却や相続の可否 | 可能 | 可能 |
所有者の数 | 複数人 | 1人または複数人 |
シェア別荘であれば、費用面では購入しやすいかもしれませんが、利用頻度や利用時期が制限されてしまいます。
一方、別荘を購入すれば自由に利用できますが、購入する際にはまとまったお金が必要になります。
このことから、シェア別荘と別荘購入にはそれぞれ特徴があるため、どちらかが優れている・劣っているというわけではありません。
シェア別荘のメリット
シェア別荘のメリットは、以下の3つです。
- 初期費用や維持費が安い
- 掃除や管理の手間がかからない
- さまざまな場所の別荘に滞在できる
それぞれ詳しく解説します。
初期費用や維持費が安い
単独で別荘を購入する場合、ロケーションが抜群でグレードの高い設備を備えた別荘であれば、数億円ほどかかるケースも珍しくありません。
しかし、シェア別荘であれば、複数の所有者と共有するため、憧れの豪華別荘でも初期費用の負担を抑えつつ所有可能です。
一般社団法人 不動産流通経営協会が発表している「複数拠点生活に関する意向調査」(2022年3月)によると、サブ拠点の月額維持費の平均は約54,000円です。
つまり別荘を購入すると、年間で50万円以上の維持費用がかかることになります。
シェア別荘でも維持管理費がかかるものの、これらも所有者と分担できるため、費用負担は軽減されるでしょう。
初期費用や維持費用をなるべく安く抑えたい方には、シェア別荘は適しているといえます。
掃除や管理の手間がかからない
シェア別荘では、主に管理会社が別荘の掃除やメンテナンスを行うため、本人が管理する必要はありません。
単独で別荘を購入すると、清掃や設備のメンテナンス、防犯対策などの維持管理を自分で行う必要があります。
自宅から別荘までの距離が遠ければ、管理するだけで時間と費用がかかるでしょう。
久々に別荘を訪れたら、清掃に丸1日費やしたということも珍しくありません。
一方のシェア別荘であれば、維持管理費がかかるものの、所有者による管理・清掃の負担は大幅に軽減可能です。
常に別荘が万全の状態に保たれるため、別荘に訪れて室内の清掃をしたり、家電製品のチェックをしたりする必要もありません。
さまざまな場所の別荘に滞在できる
シェア別荘では、海辺のリゾート地や山岳地域、温泉地など、さまざまな場所にある別荘を利用可能です。
単独で別荘を購入するとその別荘しか使えませんが、シェア別荘であれば提携しているほかのリゾート施設も相互利用できます。
子どもの成長や利用目的、人数に合わせて行き先を変えられるのがメリットです。
何年経っても別荘に飽きることなく、利用し続けられるでしょう。
シェア別荘のデメリット
シェア別荘のデメリットは、以下の3つです。
- 希望の時期に利用できないことがある
- 長期滞在が難しい
- ルールやマナーを守らなければならない
それぞれ詳しく解説するので、参考にしてみてください。
希望の時期に利用できないことがある
シェア別荘は、ほかの所有者と共有するため、利用する際は前もって予約する必要があります。
希望日が人気の時期の場合は、利用希望者が多く、予約が取れないケースも少なくありません。
特にゴールデンウィークや夏休み時期、年末年始などの繁忙期は、予約が取れず希望日に利用できない可能性があります。
長期滞在が難しい
多くのシェア別荘では、1回の滞在期間に制限があるため、長期滞在には向いていません。
まとまった日にちで利用したいと考えていても、ほかのオーナーによって予約が埋まっている可能性もあります。
そのため、シェア別荘は数週間以上の長期滞在には不向きです。
長期滞在したい場合は、複数のシェア別荘を予約するか、別荘の購入を検討しましょう。
ルールやマナーを守らなければならない
シェア別荘には、利用に関するルールやマナーがあります。
例えば、静かに過ごさなければならない時間帯があったり、備品や施設の使い方が細かく指定されていたりすることもあります。
一方、別荘を購入すればそういったルールはありません。
別荘での過ごし方の自由度も高く、自分好みに部屋をアレンジすることも可能です。
シェア別荘が向いている人・向いていない人
シェア別荘の所有には、向き・不向きがあります。
シェア別荘を検討している方は、本章で挙げる向いている人と向いていない人の特徴を参考にしてみてください。
向いている人
シェア別荘が向いている人の特徴は、以下の通りです。
- 年に数回しか別荘を利用しない
- さまざまな場所の別荘を体験したい
- 初期費用や維持費を抑えたい
- 掃除や管理の手間をかけたくない
別荘を利用する日数が少ない方は、利用しない期間の管理や費用面を考慮すると、シェア別荘のほうが無駄なコストを削減できます。
シェア別荘は提携している別荘の相互利用もできるため、さまざまな場所で別荘ライフを楽しみたい方にもおすすめです。
さらに、一棟を購入するよりも購入費用を抑えることが可能で維持費の負担も少なくなるため、低コストで別荘を楽しめます。
プロの管理者が別荘をメンテナンスしてくれるシェア別荘は、掃除や管理の手間をかけたくない方にも適しています。
向いていない人
シェア別荘が向いていない人の特徴は、以下の通りです。
- 頻繁に別荘を利用したい
- 同じ場所でゆっくり過ごしたい
- 予算に余裕がある
- 掃除や管理を自分で行える
シェア別荘は、利用可能な期間が決められているため、頻繁に別荘を利用したい方には向きません。
また、1ヵ所だけをゆっくり楽しみたい方や予算に余裕がある方も、シェア別荘より別荘購入が向いているでしょう。
別荘を頻繁に利用できて、清掃やメンテナンスなどの管理を自分で行える方もシェア別荘は向いていないと言えます。
>>別荘の維持費はいくら?年間費用や税金・管理費を抑える方法を解説
>>別荘暮らしの現実。移住前に検討したいメリット・デメリットを解説
>>別荘を持つメリット・デメリット|契約の流れや購入以外の選択肢も紹介
>>別荘購入で後悔するポイント|見落としがちな注意点、購入以外の選択肢も紹介
シェア別荘ならヴィラタイプ(villa)の「Grande(グランデ)」へ
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
Grandeは、既存のリゾート施設では満足できない方のための全く新しいシェア別荘型リゾート会員権。
プライベート空間を重視し、極上のくつろぎを味わえる以下の特長が強みです。
所有権型ではなく権利型のため低価格
リゾート会員権は、分譲マンションと同じように不動産を複数の会員で区分所有する「所有型」と、ゴルフ会員権のように所有権を持たず、利用する権利を購入する「権利型」に分けられています。
このうち、Grandeに関しては権利型を採用しているため、所有型のような以下のご負担は発生しません。
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 住民税
- 火災保険料
- 法人市民税均等割
- 水道光熱費
- 管理費
- 修繕積立金
結果的に、年間のランニングコストを抑えながらも、贅沢なプライベート空間で優雅なひとときをお過ごしいただけます。
ファミリーや三世代、会社の福利厚生としても最適な定員6名以上のヴィラ(villa)が多数
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
Grandeのヴィラは、ファミリーや三世代、会社の福利厚生としてもご利用いただけるよう、定員が6名以上や一棟貸し切りなどさまざまなタイプをご用意しております。
会員制リゾートの一室というと、スペースに限りがある点を懸念される方もいらっしゃいます。
Grandeであれば占有面積が広いため、ご夫婦だけでなく、お子さま・お孫さまの代までゆったりとおくつろぎいただけるのが特長です。
温泉・サウナ・ドッグラン付きなど充実の設備
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
Grandeのヴィラは、ご家族の一員であるペットと過ごす時間も大切にしています。
例えば、上の画像「Private Ocean Villa 藍水 -ransui-」では、プライベートドッグラン付きもご用意しており、愛犬家からも大変好評いただいています。
さらに、各棟には8m×3mの大型プライベートプールを完備し、周囲を気にせずにご家族での時間を楽しめるのが特長です。
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
各部屋には、鴨川市に湧き出る鴨川温泉を配湯しており、絶景を堪能しながら、疲れを癒せます。
このように、Grandeのヴィラはご家族様・ペット同伴のお客様に対して、極上の時間をお届けできるのが最大の魅力です。
新規施設も続々オープン予定!広がり続ける別荘ネットワーク
出典:弊社Grande資料より
Grandeのヴィラには、以下のタイプがあり、目的に応じたさまざまな選択肢をご用意しております。
- ラグジュアリーヴィラ
- カジュアルヴィラ
- ドッグフレンドリーヴィラ
- オーベルジュヴィラ
さらに、2025年にはヴィラを中心に約70棟の新規施設をオープン予定となっており、全国にそのネットワークを拡大中です。(2025年1月時点の情報)
■2025年オープン予定
- Grande Doggy’s Resort Tochigi Nikko
- 星音 箱根別墅
- 星音 富良野別墅
- 星音 那須別墅 など
体験宿泊や資料請求をご希望のお客様はこちら
現在、Grandeのシェア別荘型リゾート会員権を検討中のお客様に、関東圏・関西圏でそれぞれ1泊2食付きの体験宿泊の場を設けております。
他社リゾート会員権と比較したいお客様にも好評いただいておりますので、ぜひこの機会にご検討ください。
体験宿泊や資料請求をご希望のお客様は、以下のリンクよりお申し込みください。
また、以下の通りお電話でのお問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
TEL:03-6712-8934(10:00~18:00 年中無休)
これまでGrandeは、不動産を所有しない権利型のヴィラを展開してまいりました。
しかし、このたび新コンセプトとして権利型ではなく所有型の「Residence Villa」を開業いたしました。(新規施設拡大中)
ホテルの一室やワンフロアではなく、ラグジュアリーな一棟貸しのヴィラが最大の特長で、予定が立てやすい完全利用保証や収益を得られる貸出制度も用意されています。
興味のある方は、権利型と合わせてお問い合わせください。
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