「週末は家族と非日常的な空間でゆっくり過ごしたい」
「家以外でリラックスできる場所を求めている」
このような悩みを解消したいのであれば、ヴィラや別荘への滞在がおすすめです。
ヴィラは一棟まるごと客室になっている戸建てタイプの宿泊施設のことであり、別荘は避暑や避寒、余暇を目的として建てられた家のことです。
どちらも基本的にほかの利用者と触れ合うことがないため、プライベートな空間が確保できて快適な休日を過ごせます。
ヴィラと別荘にはそれぞれ魅力がありますが、具体的に何が違うのかわからないという方もいるはずです。
そこで本記事では、ヴィラと別荘の違いやそれぞれの魅力・おすすめの人の特徴について解説します。
目次
ヴィラ(villa)とは?3つの魅力について
ヴィラとは、一棟まるごと利用できる戸建てタイプの宿泊施設のことです。
ヴィラの敷地内や客室内の全てを、ほかの宿泊者と触れ合うことなく独り占めできるため、滞在中はゆったりと贅沢に過ごせます。
複数のヴィラが集まったリゾート施設の場合でも、入口ゲートやレセプション(受付施設)は、ヴィラとは分離した建物で用意されていることがほとんどです。
ヴィラの主な魅力として、以下の3つが挙げられます。
- 長期滞在に向いている
- 大人数での宿泊も可能
- 設備が充実している
順番に解説します。
長期滞在に向いている
コンセプトやグレードによっても異なりますが、ヴィラではおおむね以下のような備品が用意してあります。
- 調理用コンロ
- 調理台やシンク
- 調理器具(包丁・フライパン・まな板・両手鍋など)
- 食器(スプーン・フォーク・ナイフ・コーヒーカップなど)
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 洗濯機
- 乾燥機
- テレビ など
備品が充実しているため、各自が好きな食材を持ち寄って、建物内で自炊することが可能です。
非日常の空間に身を置いてプライベート感を味わいつつ、他者の目を気にせず自宅のようにくつろげるため、ヴィラは長期滞在に向いています。
>>一棟貸しヴィラの魅力とおすすめ。会員制のGrande(グランデ)もご紹介
>>一棟まるごと貸し切りできるヴィラ(villa)とは?その魅力について解説
大人数での宿泊も可能
ヴィラは、一棟まるごと客室になっている戸建てタイプのため、ホテルとは違って室内が非常に広く、ほかの宿泊者を気にする心配もありません。
ヴィラによっては、10名以上が同時に宿泊できるほどの収容能力があります。
そのため、親戚一同が揃って旅行したい場合や、仲のよい複数の家族で集まり、子どもも大人も一緒になって楽しむのに最適な宿泊施設です。
また、アスレチックや海水浴、キャンプファイヤーなどのアウトドアアクティビティが近くにあるヴィラも多いことから、移動する手間が省けるといったメリットもあります。
設備が充実している
ヴィラには、レストランやプール、アスレチックジム、サウナなど、さまざまな設備が充実しています。
そのため、ヴィラ内だけで完結することが可能となり、優雅な休日を過ごせること間違いありません。
ペットと宿泊可能でドッグランが併設されているヴィラもあるため、家族全員でかけがえのない思い出が作れるでしょう。
ただし、ヴィラによって併設している設備は異なるため、ヴィラを選ぶ際には設備の充実具合もチェックしてみましょう。
別荘とは?5つの魅力について
別荘とは、普段生活している住宅以外に、避暑や避寒、余暇を目的として建てられた家のことです。
主にリゾート地や景勝地に建てられています。
別荘の魅力として、以下の5つが挙げられます。
- セカンドハウスとしても代替できる
- 自分の好きなタイミングで利用できる
- 宿泊する際の手続きが必要ない
- 有事の際の避難場所としても活用できる
- 貸し出したり売却したりすることも可能
順番に解説します。
セカンドハウスとしても代替できる
別荘は、自宅のほかに所有するもう一つの家「セカンドハウス」としても利用できます。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、最近はリモートワークを推進する企業も増えてきたことで、自分の好きな場所でも仕事が成立するようになりました。
そのため、セカンドハウスを職場や自宅から遠くない場所に所有すれば、仕事場としても代替できます。
また、「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた「ワーケーション」を実現させることも可能です。
>>別荘を持つメリット・デメリット|契約の流れや購入以外の選択肢も紹介
自分の好きなタイミングで利用できる
お盆やゴールデンウィーク、年末年始といった長期休暇に、ホテルや旅館の予約を取ろうとしても、満員で予約が取れないケースは珍しくありません。
しかし、別荘であれば自分の好きなタイミングで利用することが可能です。
宿泊する際の手続きが必要ない
ホテルや旅館に宿泊する場合には、チェックインを把握したり日程調整をしたりする必要があります。
しかし、保有している別荘があれば、宿泊する際の手続きは必要はありません。
いつでも好きなときに現地に行くだけで利用できるため、旅行の計画を立てて宿泊予約をする煩わしさから開放されます。
また、スケジュールが変更になった場合でも、宿泊予約の変更やキャンセル手続きも不要です。
有事の際の避難場所としても活用できる
地震や津波、洪水、台風などの自然災害で自宅が使用できないような事態になっても、別荘があれば復旧までの避難場所として活用できます。
自宅以外に生活拠点が確保されていることで、万が一の場合でも生活場所に困窮することがなくなるため、精神的な安心にもつながります。
貸し出したり売却したりすることも可能
別荘は、自身が利用するために保有し続けるだけでなく、不要になれば売却したり誰かに貸し出したりすることも可能です。
その結果、資産形成につながります。
しかし、物件やエリアによって価値が大きく変動する可能性があるため、最初から資産形成を目的とする場合には、専門家に相談してみるのがおすすめです。
>>別荘を持つメリット・デメリット|契約の流れや購入以外の選択肢も紹介
ヴィラ(villa)と別荘の違いとは?5つの観点から解説
ヴィラと別荘では具体的に何が違うのか、気になる方もいるはずです。
以下5つの視点から解説します。
- 用途・目的
- 立地・アクセス
- 管理方法
- 設備
- 費用
用途・目的
ヴィラは、一棟まるごと客室になった戸建てタイプの宿泊施設であり、空間が広くて開口部が多く、ゆったりと優雅に過ごすために建てられています。
一方の別荘は、避暑や避寒、余暇のために建てられている家のため、用途や目的はヴィラと別荘で若干異なります。
立地・アクセス
立地に関しては、ヴィラと別荘のどちらも海沿いや山間部、森林エリア、高原など、自然と密接している地域で建てられることがほとんどです。
そのため、どちらもアクセスがよいとはいえません。
ただし、ヴィラの場合は無料のシャトルバスをサービスの一部として運行していることもあるため、別荘よりもヴィラのほうがアクセスしやすい傾向にあります。
管理方法
一般的に、ヴィラの維持管理は施設の運営会社が行うため、宿泊者が利用期間中に自身でメンテナンスを行うことはありません。
一方で別荘を保有している場合には、定期的に自分たちで管理する必要があるため、手間がかかります。
自分で別荘を管理するのが難しい場合には、委託を検討しましょう。
>>別荘暮らしの現実。移住前に検討したいメリット・デメリットを解説
>>別荘購入で後悔するポイント|見落としがちな注意点、購入以外の選択肢も紹介
設備
ヴィラの場合は、レストランやプール、ジャクジー、ジム、サウナなど、さまざまな設備が充実しているためそれらを利用して快適に過ごせます。
一方、別荘の場合はウッドデッキやプール、暖炉、BBQ設備など、自分がほしいと思う設備を自由に追加して自分好みに仕上げられます。
しかし、その分の費用は全て自己負担です。
追加設備の種類や規模によっては、設置費用が数百万円以上かかることも珍しくありません。
費用
ヴィラの場合、広さや宿泊プラン、グレード、設備仕様、ヴィラのタイプなどによって異なりますが、一泊につき数万〜数十万円かかります。
また、ヴィラによっては、一般宿泊だけでなく、会員制で運用しているヴィラもあります。
会員制の場合は、会員になるための入会金や毎年の年会費はかかるものの、会員権を購入することで一般宿泊よりも毎回の宿泊費を安く抑えることが可能です。
一方で別荘を保有している場合には、自身の所有物であるため、宿泊費用は一切かかりません。
ただし、別荘を購入して保有する場合には、下記の費用が必要となります。
- 初期費用
- 別荘購入費用
- 仲介手数料
- 不動産取得税
- 登記費用
- 年間維持費
- 水道光熱費
- 固定資産税
- 住民税
- 火災保険料
- 維持管理費 など
なお、一般社団法人不動産流通経営協会が2022年3月に調査した「複数拠点生活に関する意向調査」によると、サブ拠点の維持管理における年間維持費は月額5.4万円程度であることが判明しています。
>>ヴィラ(villa)会員権で叶える理想の休日|メリットや選び方とは?
>>別荘の維持費はいくら?年間費用や税金・管理費を抑える方法を解説
ヴィラ(villa)への宿泊がおすすめの人
ヴィラは、さまざまな備品が用意されており、自炊することが可能だったり自宅のようにくつろげたりすることから、長期滞在に向いています。
また、レストランやプール、サウナなど、設備も充実していて、大人数での宿泊も可能です。
これらのことから、下記に該当する場合には、ヴィラへの宿泊がおすすめです。
- 友達や家族などの大人数で宿泊したい
- 長期休暇を利用して休日を満喫したい
- 滞在場所に縛られたくない
- 周囲を気にすることなく楽しみたい
- 相続問題や管理で家族に迷惑をかけたくない など
別荘の購入がおすすめの人
別荘は、セカンドハウスとしても代替可能で、ワーケーションも実現できます。
また、好きなタイミングでいつでも利用できたり、売却や誰かに貸し出したりすることも可能です。
これらのことから、下記に該当する場合には、別荘の購入がおすすめです。
- セカンドハウスを検討している
- 自然災害が起きた際の避難場所を確保しておきたい
- 自宅以外のプライベート空間がほしい
- 資産形成をしたい など
会員制も提供しているヴィラ(villa)タイプの「Grande(グランデ)」がおすすめ
ヴィラへの宿泊を検討しているのであれば、会員制も提供しているヴィラタイプの「Grande」がおすすめです。
Grandeは、既存のリゾート施設では満足できない方のための全く新しいシェア別荘型リゾート会員権。
一般宿泊も可能ですが、会員制リゾートとしても人気です。
プライベート空間を重視し、極上のくつろぎを味わえる以下の特長が強みです。
所有権型ではなく権利型のため低価格
リゾート会員権は、分譲マンションと同じように不動産を複数の会員で区分所有する「所有型」と、ゴルフ会員権のように所有権を持たず、利用する権利を購入する「権利型」に分けられています。
このうち、Grandeに関しては権利型を採用しているため、所有型のような以下のご負担は発生しません。
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 住民税
- 火災保険料
- 法人市民税均等割
- 水道光熱費
- 管理費
- 修繕積立金
結果的に、年間のランニングコストを抑えながらも、贅沢なプライベート空間で優雅なひとときをお過ごしいただけます。
ファミリーや三世代、会社の福利厚生としても最適な定員6名以上のヴィラ(villa)が多数
Grandeのヴィラは、ファミリーや三世代、会社の福利厚生としてもご利用いただけるよう、定員が6名以上や一棟貸し切りなどさまざまなタイプをご用意しております。
会員制リゾートの一室というと、スペースに限りがある点を懸念される方もいらっしゃいます。
Grandeであれば占有面積が広いため、ご夫婦だけでなく、お子様・お孫様の代までゆったりとおくつろぎいただけるのが特長です。
温泉・サウナ・ドッグラン付きなど充実の設備
Grandeのヴィラは、ご家族の一員であるペットと過ごす時間も大切にしています。
例えば、上の画像「プライベートオーシャン ヴィラ 藍水」では、プライベートドッグラン付きもご用意しており、愛犬家からも大変好評いただいています。
さらに、各棟には8m×3mの大型プライベートプールを完備し、周囲を気にせずにご家族での時間を楽しめるのが特長です。
各部屋には、鴨川市に湧き出る鴨川温泉を配湯しており、絶景を堪能しながら、疲れを癒せます。
このように、Grandeのヴィラはご家族様・ペット同伴のお客様に対して、極上の時間をお届けできるのが最大の魅力です。
新規施設も続々オープン予定!広がり続ける別荘ネットワーク
出典:弊社Grande資料より
Grandeのヴィラには、以下のタイプがあり、目的に応じたさまざまな選択肢をご用意しております。
- ラグジュアリーヴィラ
- カジュアルヴィラ
- ドッグフレンドリーヴィラ
- オーベルジュヴィラ
さらに、2025年にはヴィラを中心に約70棟の新規施設をオープン予定となっており、全国にそのネットワークを拡大中です。(2025年1月時点の情報)
■2025年オープン予定
- Grande Doggy’s Resort Tochigi Nikko
- 星音 箱根別墅
- 星音 富良野別墅
- 星音 那須別墅 など
体験宿泊や資料請求をご希望のお客様はこちら
現在、Grandeのシェア別荘型リゾート会員権を検討中のお客様に、関東圏・関西圏でそれぞれ1泊2食付きの体験宿泊の場を設けております。
他社リゾート会員権と比較したいお客様にも好評いただいておりますので、ぜひこの機会にご検討ください。
体験宿泊や資料請求をご希望のお客様は、以下のリンクよりお申し込みください。
また、以下の通りお電話でのお問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
TEL:03-6712-8934(10:00~18:00 年中無休)
これまでGrandeは、不動産を所有しない権利型のヴィラを展開してまいりました。
しかし、このたび新コンセプトとして権利型ではなく所有型の「Residence Villa」を開業予定です。
ホテルの一室やワンフロアではなく、ラグジュアリーな一棟貸しのヴィラが最大の特長で、予定が立てやすい完全利用保証や収益を得られる貸出制度も用意されています。
興味のある方は、権利型と合わせてお問い合わせください。
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