リゾートトラスト株式会社が運営する「エクシブ」は、全国に広がる26の施設を利用できる会員制リゾートです。
会員権を持つことで、ラグジュアリーなサービスをはじめ、温泉やゴルフなど多彩なアクティビティを満喫でき、高級感あふれるリゾートライフを楽しめます。
本記事では、エクシブ会員権の特徴やメリット・デメリット、購入時の注意点を詳しく解説します。
エクシブの仕組みや魅力を知りたい方は、ぜひご覧ください。
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目次
エクシブとは:リゾートトラスト株式会社が運営する会員制リゾートホテル
出典:Shutterstock
エクシブとは、リゾートトラスト株式会社が運営する会員制リゾートホテルの名称です。
名前の由来は、共同所有者の数である14をローマ数字に変換した「XIV(エクシブ)」に基づいています。
エクシブでは、一般的な別荘と異なり、14名のオーナーがホテルの一室を共同所有する仕組みを採用しています。
別荘を所有する感覚を味わいながらも、ホテルならではのサービスや利便性を享受できるのが魅力です。
また、エクシブのリゾートホテルは全国各地に展開されており、都心からのアクセスがよい立地に位置しています。
各施設はラグジュアリーな客室を備え、それぞれに独自のテーマやインテリアが施されています。
スパやフィットネス、温泉、ゴルフ場などのアクティビティ施設も充実しており、幅広い層のニーズに応えているのが魅力です。
エクシブは、日常を離れてリラックスした時間を過ごすのに最適な選択肢といえるでしょう。
エクシブ会員権の特徴
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エクシブ会員権の特徴について詳しく解説します。
- 全国に広がる26のエクシブリゾート施設
- 高級会員制リゾートならではの入会審査
- タイムシェアリング・システムで柔軟な予約
- スペースバンクシステムで予約の交換が可能
- 4つの客室グレードから選択
- オーナー以外も利用可能
- 「ベイコート倶楽部」「サンクチュアリコート」との交換利用が可能
- 資産価値がある
全国に広がる26のエクシブリゾート施設
エクシブでは、自分が所有しているホテル以外にも全国に展開している26のホテルを利用できます。
そのため、旅行のたびに宿泊先を変えたり、目的に合わせてホテルを選んだりすることが可能です。
例えば、静岡県熱海市の「グランドエクシブ初島クラブ」では美しい海を眺めながらマリンスポーツを、神奈川県箱根町の「エクシブ箱根離宮」では山間での温泉を堪能できます。
なお、一部の施設では愛犬と一緒に宿泊可能なリゾート施設もあります。
ペット専用の設備や愛犬と楽しめるスペースが整っており、ペット連れの会員にも配慮された環境です。
高級会員制リゾートならではの入会審査
エクシブの会員権を取得するには、入会審査をクリアする必要があります。
具体的な審査基準は公表されていませんが、このプロセスを通じて、会員制リゾートとしての高い品質や安全性が確保されています。
タイムシェアリング・システムで柔軟な予約
エクシブは1室を複数のオーナーで共有する「タイムシェアリング・システム」を採用しています。
これにより、オーナーは年間の利用日数を確保しつつ、希望する時期やシーズンに合わせて柔軟に予約できる仕組みとなっています。
最も一般的なタイプは、14名のオーナーが共同所有し、年間26泊の完全利用日が保証されている形式です。
このほかにも、28名のオーナーで共同所有して、年間13泊が保証されるタイプも選べます。
また、共同所有者がハイシーズンや土曜、平日などを公平に配分できるよう、各オーナーの利用確約日をタイムシェアカレンダーで特定しています。
年間の利用確約日があらかじめ特定されているため、予定が立てやすいのが特徴です。
スペースバンクシステムで予約の交換が可能
エクシブ会員権では「スペースバンクシステム」が導入されています。
このシステムは、オーナーが年間の予約をほかの会員と交換できる制度です。
都合が悪くなった場合や、異なる施設に滞在したい場合に柔軟な対応が可能です。
このシステムを利用することで、利用の幅が広がり、予定に応じた柔軟なリゾート滞在が実現するでしょう。
4つの客室グレードから選択
エクシブには「スーパースイート」「スイート」「ラージ」「スタンダード」(またはS、SE、EC、CB)の4つのルームグレードが用意されています。
グレードによって部屋の広さや設備、利用できるサービスの内容が異なるため、訪れるたびに新しい体験を楽しめます。
利用者のニーズや滞在シーンに合わせて最適なグレードを選択(※)することで、満足度の高いリゾート滞在が可能です。
※所有の部屋のグレードと同等、もしくは同等以下の部屋を利用できます。
オーナー以外も利用可能
エクシブ会員権は、家族や友人、ビジネスパートナーなどを招待しての利用・宿泊も可能です。
予約の際に宿泊者がオーナーかゲストかを伝えていれば、オーナーカードがなくても利用・宿泊できます。
自分だけでなく大切な方々とエクシブでのひとときを共有することで、より贅沢で特別な思い出になるでしょう。
また、会社の福利厚生にすることも可能なため、実際に利用することで従業員満足度の向上に期待ができます。
「ベイコート倶楽部」「サンクチュアリコート」との交換利用が可能
利用予定のない占有日を別の施設と交換することで、エクシブ以外の「ベイコート倶楽部」や「サンクチュアリコート」といった提携施設の利用も可能です。
- ベイコート倶楽部:高級会員制クラブリゾートで、東京・芦屋などの都市部にリゾート施設があり、エクシブとは異なる豪華な滞在体験が楽しめる
- サンクチュアリコート:自然豊かなリゾート施設で、エクシブと同様に落ち着いた環境で非日常的な時間を過ごせる
この交換システムによって、利用しない日を無駄にすることなく、多様なリゾートでの宿泊を楽しめます。
資産価値がある
エクシブ会員権には「資産価値」があり、購入した会員権を売却や譲渡することが可能です。
ライフスタイルや家族構成の変化に応じて、ほかの会員に譲渡することで、所有者がリゾート権利を調整できます。
また、エクシブ会員権の中古市場も存在し、一定の資産として取り扱われることもあります。
例えば、長期間利用する予定がない場合には、エクシブ会員権を売却してほかの会員へ権利を譲り、資産を活用することも可能です。
エクシブの会員になるには?
エクシブの会員になるには、「入会審査」に通過する必要があります。
この審査により、エクシブの会員制リゾートとしての質と信頼性が保たれているのです。
通過後、まずは所定の初期費用を支払う必要があります。
初期費用は、会員権の種類やルームグレードによって異なり、高グレードの会員権ほど金額が高く設定されています。
会員権を取得した後は、毎年「年会費(運営管理費)」の支払いが必要です。
この年会費はリゾート施設の維持やサービスの質を保つための費用として使われ、会員権の種類やグレードに応じて金額が異なります。
初期費用と同様、高グレードの会員権ほど年会費も高額になる傾向です。
なお、エクシブの会員権は親子2世代でのオーナー登録が可能です(費用が別途必要)。
この仕組みにより、次世代へ会員権を引き継ぐことができ、家族間で長期的にリゾートを楽しめます。
エクシブ会員権を購入する上でかかる費用
会員権を購入する上でかかる費用は、購入するホテルによって金額幅があります。
一例として、「エクシブ鳥羽別邸」の費用を紹介します。
客室タイプ | エクシブ (年間26泊タイプ) | エクシブバージョンZ (年間13泊タイプ) |
Sタイプ(30室) | 36,626,158円 運営管理費(年)279,400円 | 19,413,079円 運営管理費(年)149,600円 |
SEタイプ(32室) | 26,981,235円 運営管理費(年)233,200円 | 14,288,117円 運営管理費(年)126,500円 |
CBタイプ(59室) | 11,141,610円 運営管理費(年)145,200円 | 5,900,805円 運営管理費(年)82,500円 |
※上記価格は消費税込みとなり、2024年11月時点の価格が反映されておりますのでご了承ください。
入会費はもちろん、年会費として運営管理費や土地賃借料を支払う必要があり、宿泊する際にはルームチャージ料金もかかるため、注意が必要です。
エクシブ会員権を購入するメリット
出典:Shutterstock
エクシブの会員権を購入するメリットとして、以下の5つが挙げられます。
- 全国に広がる多様なリゾートを利用できる
- 高品質なサービスと充実した施設を利用できる
- 公平かつ柔軟に予約・宿泊できる
- 会員同士で交流できる
- 資産価値がある
全国に広がる多様なリゾートを利用できる
エクシブは全国に26のリゾート施設を展開しており、各地の特色を活かした多様なリゾート体験が可能です。
また、エクシブと同じリゾートトラストが運営する、「ベイコート倶楽部」や「サンクチュアリコート」といった提携施設も利用できる点も大きな魅力です。
ほかの会員制リゾートの場合、提携施設が少なく、所有している施設しか利用できない場合もあります。
しかしエクシブなら、季節や目的に応じて最適な施設を選択でき、年間を通じてリゾートライフを楽しめます。
高品質なサービスと充実した施設を利用できる
エクシブは、会員制ならではのラグジュアリーなサービスや施設を提供しています。
スパや温泉、フィットネス、プール、ゴルフ場、レストランなど充実した設備を備え、ワンランク上のホスピタリティを受けられます。
また、会員専用の特別イベントや季節ごとの限定食事メニューなどもあり、一般的な宿泊施設にはない高級感・特別感を味わえるのがメリットです。
公平かつ柔軟に予約・宿泊できる
エクシブの「タイムシェアリング・システム」により、会員は公平に宿泊権を得られるのもメリットです。
シーズンや曜日にかかわらず、契約した範囲内で年間利用日を確保できるため、会員間で公平な利用機会が提供されています。
これにより、会員同士で不公平さを感じることなく、安定して宿泊の計画を立てられます。
会員同士で交流できる
エクシブの会員になると会員同士の交流ができ、新たなつながりが生まれる点も魅力です。
施設内で顔を合わせる機会も多く、趣味や価値観の合う仲間と知り合えます。
また、エクシブでは「クラブin倶楽部」というサービスも提供しており、会員同士のさまざまなイベントが盛りだくさんです。
これにより、単なるリゾート体験だけでなく、人とのつながりや交流も楽しめるでしょう。
資産価値がある
エクシブ会員権は資産価値を持っており、ライフステージや家族構成の変化に応じて売却・譲渡が可能です。
会員権は中古市場でも一定の需要があり、資産としての価値を維持しています。
長期的な視点でリゾートライフを楽しむのと同時に、必要に応じて柔軟に資産として活用できます。
エクシブの会員権を購入するデメリットや注意点
エクシブの会員権を購入するデメリットや注意点は、以下の通りです。
- 高額な初期費用と維持費がかかる
- 利用の偏りによる費用負担を感じる場合がある
- 利用日が制限される可能性がある
- 売却や譲渡が難しいケースがある
高額な初期費用と維持費がかかる
会員権の種類やグレードによって金額が大きく変動しますが、エクシブ会員権を購入するには、数百万円以上の初期費用が必要です。
加えて毎年の年間費(運営管理費)も発生し、年間で数十万円の出費となることが一般的です。
このように高額な費用がかかるため、リゾートを頻繁に利用しない場合は費用対効果が低く感じられる可能性があります。
初期費用と維持費を十分に理解し、利用頻度に見合うかどうかを検討することが重要です。
利用の偏りによる費用負担を感じる場合がある
エクシブは全国に26のリゾート施設を展開していますが、すべての施設を利用しない場合や、近隣の施設に集中して利用する場合、費用負担が割高に感じることがあります。
例えば、特定のリゾート地をあまり訪れる予定がない場合、全国展開の利点を十分に活かせず、コストパフォーマンスに疑問を感じるかもしれません。
そのため、利用するエリアや頻度をよく考えた上で購入を決めることが大切です。
利用日が制限される可能性がある
エクシブの「タイムシェアリング・システム」によって予約の優先権はありますが、繁忙期や人気施設では希望通りに予約を取るのが難しい場合があります。
特にゴールデンウィークや年末年始など、多くの会員が利用を希望する時期には予約が集中し、計画通りの旅行が実現しにくいケースも。
柔軟に予定を調整できる方には向いている一方、特定の時期に利用したい方にはストレスを感じる可能性があります。
売却や譲渡が難しいケースがある
エクシブ会員権には資産価値があるとされますが、必ずしも簡単に売却できるわけではありません。
特に施設の所在地やグレードによっては中古市場での需要が低い場合があり、希望価格で売却できない、あるいは売却に時間がかかることがあります。
さらに、多くの場合は仲介業者を介して売却する必要があり、手数料がかかる点や手続きの煩雑さもデメリットとなることがあります。
ライフスタイルの変化や経済状況の変動で利用が難しくなった場合に、資産としての流動性の低さが課題となる点を事前に理解しておく必要があるでしょう。
エクシブ会員権に関するよくある質問
ここでは、エクシブ会員権に関するよくある質問をまとめてご紹介します。
エクシブ会員権とは何ですか?
エクシブ会員権は、リゾートトラスト株式会社が運営する会員制リゾートホテル「エクシブ」を利用するための権利です。
会員権を取得することで、全国に展開されているエクシブ施設を利用でき、ラグジュアリーなサービスや充実した設備を満喫できます。
リゾートライフを快適に楽しむための特別な会員制度です。
エクシブの年間維持費はいくらですか?
エクシブの年間維持費(運営管理費)は、所有する会員権の種類や部屋のグレードによって異なります。
例えば、「エクシブ湯河原離宮」の場合、Sグレードの年間維持費は約28万円、CBグレードでは約14万円となります。
グレードが高いほど維持費も高額になりますが、その分より充実したサービスや広い客室を利用することが可能です。
>>エクシブ会員権の年会費はいくら?気になる価格と購入の注意点を紹介
エクシブは会員でなくても泊まれる?
エクシブは会員制リゾートホテルですが、非会員でもオーナーのゲストとして宿泊することが可能です。
エクシブの会員権は永久ですか?
エクシブの会員権は、基本的に期限の定めがない半永久的なリゾート会員権です。
一度購入すれば長期間にわたって保有することが可能で、ライフスタイルや家族構成の変化に合わせて長く利用できます。
また、譲渡や相続が可能なため、次世代へ引き継ぐことも可能です。そのため、資産価値としても魅力的な特徴を持っています。
会員制リゾート第三の選択肢ならヴィラ(villa)タイプの「Grande(グランデ)」へ
出典:Grande(グランデ)公式サイト(プライベートオーシャン ヴィラ 藍水)
Grandeは、既存のリゾート施設では満足できない方のための全く新しいシェア別荘型リゾート会員権。
プライベート空間を重視し、極上のくつろぎを味わえる以下の特長が強みです。
所有権型ではなく権利型のため低価格
リゾート会員権は、分譲マンションと同じように不動産を複数の会員で区分所有する「所有型」と、ゴルフ会員権のように所有権を持たず、利用する権利を購入する「権利型」に分けられています。
このうち、Grandeに関しては権利型を採用しているため、所有型のような以下のご負担は発生しません。
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 住民税
- 火災保険料
- 法人住民税
- 水道光熱費
- 管理費
- 修繕積立金
結果的に、年間のランニングコストを抑えながらも、贅沢なプライベート空間で優雅なひとときをお過ごしいただけます。
ファミリーや三世代、会社の福利厚生としても最適な定員6名以上のヴィラ(villa)が多数
出典:Grande(グランデ)公式サイト(プライベートオーシャン ヴィラ 藍水)
Grandeのヴィラは、ファミリーや三世代、会社の福利厚生としてもご利用いただけるよう、定員が6名以上や一棟貸し切りなどさまざまなタイプをご用意しております。
会員制リゾートの一室というと、スペースに限りがある点を懸念される方もいらっしゃいます。
Grandeであれば占有面積が広いため、ご夫婦だけでなく、お子さま・お孫さまの代までゆったりとおくつろぎいただけるのが特長です。
温泉・サウナ・ドッグラン付きなど充実の設備
出典:Grande(グランデ)公式サイト(プライベートオーシャン ヴィラ 藍水)
Grandeのヴィラは、ご家族の一員であるペットと過ごす時間も大切にしています。
例えば、上の画像「プライベートオーシャン ヴィラ 藍水」では、プライベートドッグラン付きもご用意しており、愛犬家からも大変好評いただいています。
さらに、各棟には8m×3mの大型プライベートプールを完備し、周囲を気にせずにご家族での時間を楽しめるのが特長です。
出典:Grande(グランデ)公式サイト(プライベートオーシャン ヴィラ 藍水)
各部屋には、鴨川市に湧き出る鴨川温泉を配湯しており、絶景を堪能しながら、疲れを癒せます。
このように、Grandeのヴィラはご家族様・ペット同伴のお客様に対して、極上の時間をお届けできるのが最大の魅力です。
新規施設も続々オープン予定!広がり続ける別荘ネットワーク
出典:弊社Grande資料より
Grandeのヴィラには、以下のタイプがあり、目的に応じたさまざまな選択肢をご用意しております。
- ラグジュアリーヴィラ
- カジュアルヴィラ
- ドッグフレンドリーヴィラ
- オーベルジュヴィラ
さらに、2025年にはヴィラを中心に約70棟の新規施設をオープン予定となっており、全国にそのネットワークを拡大中です。(2025年1月時点の情報)
■2025年オープン予定
- Grande Doggy’s Resort Tochigi Nikko
- 星音 箱根別墅
- 星音 富良野別墅
- 星音 那須別墅 など
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TEL:03-6712-8934(10:00~18:00 年中無休)
これまでGrandeは、不動産を所有しない権利型のヴィラを展開してまいりました。
しかし、このたび新コンセプトとして権利型ではなく所有型の「Residence Villa」を開業いたしました。(新規施設拡大中)
ホテルの一室やワンフロアではなく、ラグジュアリーな一棟貸しのヴィラが最大の特長で、予定が立てやすい完全利用保証や収益を得られる貸出制度も用意されています。
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